化学・素材産業におけるDX (デジタルトランスメーション) その考え方、進め方、新しい応用展開

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プログラム

第1部 化学・素材業界におけるデジタル変革の潮流

(2021年6月17日 9:50〜11:40)

 化学素材業界におけるサプライチェーン、研究開発、生産、 営業・マーケティングのデジタルトランスフォーメーション、 弊社支援事例を交えて解説する。

  1. DX (デジタルトランスフォーメーション) が求められる背景
    1. デジタル化に伴う化学素材業界の構造変化
    2. 化学素材業界におけるDXとは
  2. 化学素材業界におけるDXの具体事例
    1. デジタルR&D
    2. デジタルサプライチェーンマネジメント
    3. スマートファクトリー
    4. デジタルセールス・マーケティング
  3. DX推進の予定
    1. 日本企業におけるDXの課題と効果
    2. 日本企業におけるDX推進の要諦

第2部 MIサービス活用の要諦

(2021年6月17日 12:40〜13:40)

 国内外で加速するMIサービスについて具体的な事例を交えながら紹介し、外部サービスの活用のポイント、海外企業で進むMI活用の実態等を解説する。

  1. MIの市場動向
    1. そもそもMIとは
    2. MIへの期待と課題
    3. 市場規模推移
  2. MIの代表的なプレーヤー・サービス
    1. 海外企業
    2. 国内企業
    3. アカデミア
  3. MI活用の現在地
    1. 海外企業のユースケース
    2. 日本企業のユースケース
    3. 外部サービス活用の要諦

第3部 Rプログラミングによるデータ・アナリティクス実践

(2021年6月17日 13:50〜14:50)

 高品質かつ安定した生産プロセスの実現には、数あるフィルターの中から最適なものを選び、適切に使用することが重要である。そこで必要となる知識として、金属フィルターの特徴と選定法、およびトラブル事例とその対策について解説する。

  1. はじめに:マテリアル・ケモ・データサイエンスとは?
  2. どのような課題を解決できるだろうか?
  3. 社内データをいかに効率的に活用するか?
  4. マテリアル・ケモ・データサイエンスをどう導入するか?
  5. おわりに、マテリアル・ケモ・データサイエンス深層学習の活用!

第4部 IoT/ICT技術を活用した生産設備における予防保全

(2021年6月17日 15:10〜16:10)

 私共は、生産設備の安定稼動のため、整備周期を基準とした予防保全をベースに、設備診断/日常点検の技術を強化し適切な保全を目指してきた。当初の活動のターゲットは、バッチプロセス等の連続系生産設備であり、この活動を加工組立工程にも展開しているが、そのまま適応することが難しい。このために加工組立工程も含めた展開や更なる設備管理の向上に向けて、これまで開発してきた保全技術やIoT/ICT技術の改善に取り組んでいる。  本講座では、この取り組みの中での検討内容、また、現在進めている活動について解説する

  1. 生産活動における品質の見える化推進事例
  2. 連続系/加工組立系生産設備における保全の特徴
  3. 連続系生産設備の保全改革活動の考え方
    1. 富士フイルムの設備保全の歩み
    2. 設備保全が抱えていた共通の問題点
    3. 保全改革の考え方
  4. 富士フイルムの保全改革活動の実践
    1. 人材育成の取り組み
    2. 診断/点検技術の深耕
    3. 情報の見える化/設備履歴の一元管理
  5. 保全活動におけるIoT/ICT技術の活用
    1. 問題提起
    2. 保全に必要な情報の管理
    3. 共有化、見える化の具体例
  6. 加工組立系生産設備における保全の特徴
    1. 現場情報の取込み
    2. 現場情報取込み事例
    3. 現場情報の活用検討
  7. 設備診断情報活用の課題、設備管理技術の向上課題
  8. まとめ

第5部 バーチャルとリアルの融合によるマテリアルDX技術の進展

(2021年6月17日 16:20〜17:20)

 固液分離装置は様々な分野で独自の分離目的のために開発されてきており、それらの中で代表的な装置を、実用例を踏まえながら紹介する。

  1. 「産業革命」と「科学研究手法の4つのパラダイム」を再考する
  2. 物質開発で求められるデジタルフォランフォメーションとは?
  3. 物質を見る・調べる:可視化技術の活用
  4. 現象を見る・調べる:計算シミュレーション技術の活用
  5. 物質をデザインする:機械学習の活用
  6. 現象を予測する・発見する:人工知能の応用
  7. システムを制御する:システム最適化技術の応用
  8. 研究者の能力を高める:ICTの活用とその発展形
  9. マテリアルDXで役立つ道具
  10. まとめ

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