第1部 快適性向上のための自動車用シートの評価・計測およびモデルベース開発技術
(2021年5月25日 10:30〜14:30) ※途中、お昼休憩含む
自動車のシートには快適性に関わる重要な部品であり、安全性向上や環境性能向上 (軽量化) とともに、更なる快適性能の向上が求められている。本講演では、静的な座り心地、振動乗心地および温熱快適性の各領域について、深層学習の適用を含む快適性の定量評価手法や、快適性領域におけるモデルベース開発による性能予測・改善への取り組みについて紹介する。
- 快適性の主観評価のための基礎知識
- ポリウレタンフォームの基礎知識
- シートに使われるウレタンの種類
- ウレタンの機械的特性
- 座り心地
- 座り心地の定量評価技術
- 姿勢評価
- 体圧分布評価
- 座り心地のモデルベース開発
- シート振動乗心地
- 振動乗心地の定量評価技術
- 基本的な計測・評価方法
- シートフレームの振動モードを考慮した方法
- 低周波振動による乗心地の評価
- 振動乗心地のモデルベース開発
- シート温熱快適性
- シート上温熱快適性の定量評価技術
- サーマルマネキンおよびCAEによる性能評価
第2部 ドライバの長時間運転時の着座疲労評価法と疲労低減手法
(2021年5月25日 14:45〜16:25)
自動車を長時間運転するとドライバは疲労し、疲労蓄積は事故の原因となる。ドライバの運転疲労を低減することは、安全な運転を実現する上で重要な課題の一つである。
本講座では、ドライバの運転疲労を数値化して評価する各種評価手法について紹介すると共に、ドライバシートの腰部支援機構の定期的な使用によるドライバの疲労低減手法についての各種研究内容について紹介する。
- 序論
- ドライバの着座筋疲労評価
- 指尖容積脈波を用いた疲労評価
- 血中乳酸値を用いた疲労評価
- 部位別主観疲労評価
- ドライバの疲労低減手法
- ランバーサポートを用いた疲労低減
- エアセルサポートを用いた疲労低減
- 複数点サポートを用いた疲労低減
- ドライバの運転姿勢と疲労状態に関する検討
- 結論
複数名同時受講割引について
- 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)
- 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
- 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
- 他の割引は併用できません。
アカデミック割引
- 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)
日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。
- 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
- 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
- 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
- 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方
ライブ配信セミナーについて
- 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
- お申し込み前に、 視聴環境 と テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
- 開催日前に、接続先URL、ミーティングID、パスワードを別途ご連絡いたします。
- セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
- セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
- 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
印刷物は後日お手元に届くことになります。
- ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
- タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
- ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
- 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
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