第1部 マランゴニ効果を活用した流体混合技術
(2021年5月31日 10:30〜12:00)
- マイクロチャンネルについて
- マイクロチャンネルとその使用例
- マランゴニ効果がマイクロチャンネルに適する理由
- 流れ現象の理解の基礎
- 流れを理解するための基礎式とその直感的解釈法
- 温度勾配および濃度勾配の及ぼす影響
- 表面張力が駆動する流れ
- 表面張力とその測定法
- マランゴニ対流 (表面張力差対流) について
- 温度勾配あるいは濃度勾配に起因するマランゴニ対流
- 温度あるいは濃度の勾配が引き起こす対流現象および応用事例
- 液滴の表面流の例
- 液体混合技術への応用事例
第2部 エレメント積層型混合器及びその応用技術
(2021年5月31日 13:00〜14:30)
幅広い用途に応用可能なエレメント積層型混合器について、代表的なアプリケーションであるスタティックミキサー及び撹拌翼を中心に、従来技術を概観しながら、従来技術との比較において解説する。
- エレメント積層型混合器の概要
- 基本構造及び混合原理
- スタティックミキサー及び撹拌翼等への応用
- スタティックミキサー (静的混合器) について
- スタティックミキサーの種類及び構造
- スタティックミキサーの用途
- スタティックミキサーの混合性能測定
- MSEスタティックミキサー
- 構造及び特徴
- 圧力損失
- 積層体内部の流れ
- 混合性能
- JIS B8702「静的流体混合装置の混合性能測定方法」による各スタティックミキサーの混合性能の比較
- 適用例
- MSE撹拌翼
- 構造及び特徴
- 多彩な混合操作
- 動力特性
- 翼内の一様な剪断場による効果
- MSE撹拌子
第3部 振動流バッフル反応器による連続プロセス化の基本と応用
(2021年5月31日 14:45〜16:15)
回分式プロセスを連続式のプロセスへと転換する際の要点について、反応器モデルを用いて解説する。振動流バッフル反応器の特徴と設計因子について述べた後、これを応用したプロセスの研究例を紹介する。
- プロセス強化
- プロセス強化とは
- プロセス強化の戦略
- 連続式反応器の設計
- 理想反応器モデル
- 連続プロセス化のポイント
- 振動流バッフル反応器
- 振動流バッフル反応器とは
- 振動流バッフル反応器の強み
- 振動流バッフル反応器の設計因子
- 新規バッフル形状
- 膜分離プロセスへの応用
- 中空糸膜水処理の課題
- 中空糸膜モジュールの強化
- 晶析プロセスへの応用
- 晶析の基本
- ポピュレーションバランスモデル
- 振動流バッフル反応器による流動強化
- 不均一系トレーサー応答
- 連続晶析プロセス研究事例
複数名同時受講割引について
- 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 50,000円(税別) / 55,000円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 55,000円(税別) / 60,500円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
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アカデミック割引
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- 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
- 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方
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