カルテ、臨床検査結果、医療画像データなどの患者データを電子的に扱うシステムを採用する医療機関が増えるにつれ、治験で必要とされる多くのデータが電子的に得られるようになってきました。医療情報システムは厚生労働省の安全管理ガイドラインをはじめ総務省・経済産業省のガイドラインへの対応が求められていますが、医療情報システムが治験の “eSource” ( 電子的なデータ元) として採用する場合、さらに当局の薬事行政の規制やガイダンスを満足する必要があります。
本講座では、治験依頼者及び医療機関の方を対象に、各極のコンピュータ化システムバリデーション (CSV) 、電磁的記録・電子署名、データインテグリティ、Trial Master Fileに関する規制・ガイダンスや指摘事項を踏まえ、医療情報システムのデータを治験に利用する場合に満たすべき要件と、それらへの対応について解説します。
- 医療情報システム
- 安全管理ガイドラインと治験に係る規制・ガイダンスの比較
- eSourceの取り扱い
- 医療情報システムの評価
- eClinical ForumのeSource Readiness Assessment (eSRA)
- 医療情報システムのバリデーション
- Trial Master File (TMF)
- コンピュータ化システムバリデーション
- なぜCSVが必要か
- 三極のCSV規制・ガイドライン
- コンピュータ化システムの導入・開発
- コンピュータ化システムの運用
- GCP領域のCSVの特徴
- Computer System Assurance
- データインテグリティ
- ALCOA原則
- Attributable/Legible/Contemporary/Original/Accurate
- GCP領域におけるALCOAの留意点
- メタデータ
- データガバナンス
- データガバナンスのフレームワーク
- データガバナンス成熟度モデル
- データガバナンスを実現する3つのコントロール
- 品質管理システムへの統合
- 証明付き複写
- 記録の動的状態での保管
- 静的状態と動的状態
- 動的状態の保管についての当局の期待
- いつまで動的状態で保管するか
- 電磁的記録・電子署名
- ER/ES規制の背景
- 三極のER/ES規制
- 電磁的記録管理要件
- 電子署名管理要件
- 監査証跡、監査証跡のレビュー
複数名受講割引
- 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 30,400円(税別) / 33,440円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
- 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
- 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
- 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
- 他の割引は併用できません。
- サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。
アカデミー割引
教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。
- 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
- 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
- お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。
ライブ配信セミナーについて
- 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
- お申し込み前に、 視聴環境 と テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
- 開催日前に、接続先URL、ミーティングID、パスワードを別途ご連絡いたします。
- セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
- セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
- ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
- タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
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