ヒートシールの基礎と応用・不良対策

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本セミナーでは、適正なヒートシールをするためにどのような点に留意すべきか、またよく起こるヒートシール不良の国内外の事例をあげて説明し、対応策やいわゆるヒートシール技術以外のシール技術やその適用事例を説明いたします。

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プログラム

包装は密封が条件であり、密封のためにヒートシール (HS) 技術が一般的には利用されている。食品、医薬品、化粧品他の包装対象物、包装仕様、そのHS材料、充填包装機によりHS条件は異なる。SDGs対応で紙ベースの二次包装も増加の傾向である。適正なHSをするためにどのような点に留意すべきか、またよく起こるHS不良の国内外の事例をあげて説明し対応策やいわゆるHS技術以外のシール技術やその適用事例を説明する。

  1. ヒートシールの基本
    1. シール条件
    2. ヒートシール曲線
    3. シール温度の設定
  2. ヒートシール材料と充填包装機の留意点
    1. フィルム及びextrusion coatのオレフィン系樹脂
    2. 溶剤タイプのヒートシール剤
    3. 二つのシール温度帯を有するヒートシール剤
    4. 易開封のために部分的に弱シールにする方法
  3. 包装材料の仕様と適正なヒートシール技術の選定
    1. 包装仕様設計と内面シーラントの設計
    2. 充填包装機とシール方法
    3. ヒートシール軟包装袋及び半剛性容器の試験方法
    4. ヒートシール材料とSDGs対応の考え方
  4. 主なヒートシール不良と対応策の事例 よくある不良の事例について原因と対応策
  5. ヒートシール後の密封性の確認方法
    1. 簡易方法
    2. 検査機の使用
  6. 適正なヒートシールをするために
    1. 包装材料の保管法
    2. 充填包装機の留意事項
  7. ヒートシール以外のシール技術
    1. 超音波シール
    2. 高周波シール
    3. 誘導加熱シール
    4. インパルスシール
    5. コールドシール
  8. 紙ベース包材の場合のHS層の工夫 熱伝導性、充填包装機適性など紙ベースの二次包装の事例と考察
  9. 医薬品包装におけるHS剤の検討事例
  10. SDGs、Circular Economy対応における包材のcertified resin/再生再利用樹脂とHS層の考察
    1. 回収PTPの剥離及び再生の考察
    2. ケミカルリサイクルにおけるPE, PPの考察
    3. モノマテリアル仕様におけるHS層の考察

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