設計・開発部門の「業務見える化」による生産性向上手法

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本セミナーでは、設計部門の業務の実態を数値データで定量的に「見える化」し、業務量平準化、ムダ取り、生産性向上に活かす方法と留意点について解説いたします。

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プログラム

際限なく増え続ける業務、短納期化する設計期間、増えるどころかむしろ減らされる人員。昨今より一層厳しさを増す設計部門の経営環境下、業務の遂行が困難になってきています。『働き方改革』の残業規制 (45時間/月) も、過重労働が常態化しているため対応困難です。生産性向上活動に取り組みたくても、業務多忙でマンパワーが捻出できない状況です。コロナ禍によるリモートワーク推進により、従来のやり方では部下を管理できなくなったことも新たな悩みのタネです。  当セミナーでは、『見える化ツール』 (独自開発) による問題業務 (低生産性業務) の発見方法についてお教えします。業務の実態を数値データ (工数・金額) で定量的に「見える化」した後、 (1) 業務量平準化、 (2) ムダ取り、 (3) 生産性向上に取り組みます。 その結果、残業時間が減り、メンタル不全発生防止につながります。  『見える化ツール』とは2つのExcelファイルで設計業務の生産性と品質に関する全データを一元管理するもので、シンプルな書式のため作成・運用にかかる工数が少なく、マンパワー不足気味の部署や会社でも導入できます。あまり知られていない事実ですが、『見える化ツール』は『組織マネジメントシステム』として欧米企業の高い生産性の原動力となってなり、国内でも一部先進的企業では導入済のところが増えています。またリモートワークにより社内から消えた部下の生産性管理は、これなしには不可能です。御社設計部門でも同システムを自社構築し、数値データによる科学的な組織マネジメント手法によって業務生産性向上を図りませんか?

  1. 『組織マネジメントシステム』不在の恐ろしさ
    1. 今日の設計部門の置かれている状況
    2. 「見える化」の遅れは会社をつぶす (事例紹介)
    3. 失敗事例から学ぶ
  2. 設計部門の業務生産性が日本メーカーの弱点
    1. 世界から見た日本の生産性 (現場・事務所)
    2. 製造現場と設計部門の生産性に「差」がある理由とは?
  3. 設計部門の実態を「見える化」する
    1. 業務の何を「見える化」するのか?
    2. どのようにして「見える化」するのか?
  4. 設計部門の問題点を発見し改善する
    1. 業務の『見える化ツール』とは?
      • 『見える化ツール』の2バージョン (生産管理と品質管理)
      • 『見える化ツール』の導入効果
      • 業務毎単価の算出方法
    2. 業務「見える化」事例紹介
    3. 『見える化ツール』から分かる設計部門の『業務の問題点』 (演習あり)
      • どこにあるか?、どのくらいあるか?
    4. 問題点の改善方法 (演習あり)
      • 人員配置見直し
      • 業務分担見直し
      • マニュアル整備
  5. 『見える化ツール』の作成方法について
    1. 『見える化ツール』作成マニュアル解説
    2. 『見える化ツール』作成演習 (PCを使用)
  6. 設計部門の業務「見える化」推進方法
    1. 標準スケジュール
    2. 全員に喜んで協力してもらう方法とは?
  7. 生産性向上の3ステップ「見える化」「最小化」「標準化」
    1. 「見える化」はファーストステップに過ぎない
    2. 業務を減らしたければ「ムダ」探しは止め、「本来あるべき姿」を追求せよ
    3. 業務「改善」と「改革」の違いとそのツール
    4. マニュアル作成の真の目的は業務生産性の「高位標準化」
    5. 組織マネジメントシステムの自社構築の先にあるもの
      (生産性・品質・従業員満足度・顧客満足度・会社利益のすべてが向上)

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