設計・開発業務の生産性向上のための「真のムダ取り」と「業務改善手法」

再開催を依頼する / 関連するセミナー・出版物を探す
オンライン 開催

本セミナーでは、設計部門の業務の実態を数値データで定量的に「見える化」し、業務量平準化、ムダ取り、生産性向上に活かす方法と留意点について解説いたします。

日時

中止

プログラム

業務生産性向上に最も有効なのが「ムダ業務を発見し、止めること」です。会社の業種・業態・規模を問わず有効で、AI化・IoT化のように巨額の費用と工数を必要としません。しかし15年前に流行した業務のムダ取りは、ほとんどの会社が失敗しました。 その理由は「ムダ業務の定義が明確ではなかった」「事務局が抵抗勢力に屈した」の2点によります。当セミナーではこの2点を解消し、「業務のムダ取り」を成功させる方法をお教えします。  現在やっている業務および全工数に占める割合は、「やらなければならない本来業務 (20%) 」「やったほうがいい弱目的業務 (60%) 」「やるべきでないムダ業務 (20%) 」です。本来業務に全工数のわずか20%しか割けない現状に、多くの設計・開発者は悩まされています。  従来のムダ取りは「現状 – ムダ=本来業務」でしたが、当セミナーでお教えする真のムダ取りは「現状 – 本来業務=ムダ」の『逆転の発想』です。真のムダ取りは弱目的業務もムダと考えるので、実施後は本来業務しか残りません。その効果の差は歴然としています。  本来業務の特定は『業務目的体系表』を使用します。この表で全業務の実施目的が明確化するため、「目的」と「目的達成手段 (実施事項) 」の対照により問題意識が高まり、業務改革・改善が自然と促進されます。また、設計者・開発者のモチベーションも向上します。

  1. 業務削減の必要性
    1. 設計・開発部門の現状
    2. なぜ業務は増えていくのか?
    3. 増えていく業務に対処しないとどうなるのか? (失敗事例紹介)
    4. どうすれば業務を減らせるのか?
  2. 『真のムダ取り』の考え方
    1. なぜ従来の『ムダ取り』手法は設計・開発部門では通用しないのか?
    2. 『逆転の発想』による『真のムダ取り』とは?
    3. ムダを取りたければムダを探すな!!
    4. 『真のムダ取り』の優れている点
  3. 業務の『あるべき姿』とは?
    1. 『あるべき姿』はどこにあるのか?
    2. 業務目的体系表
    3. 事例紹介
    4. 作成演習
  4. 業務の減らし方
    1. 現状を「見える化」するツール『AIOS』
    2. ムダ業務の見つけ方
    3. ムダ業務の減らし方
    4. AIOSと業務目的体系表の対照から分かること
  5. リバウンド防止策
    1. 目的と達成手段の対照
    2. 総量規制
  6. 『業務目的体系表』の活用方法
    1. 業務生産性の向上方法
    2. 事例紹介
    3. スタッフのモチベーション向上
  7. 業務目的を見失う恐ろしさ
    1. 業務形骸化のプロセス
    2. 業務の形骸化事例
    3. なぜ形骸化するのか?
    4. どうしたら形骸化を防げるのか?

受講料

複数名受講割引

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

ライブ配信セミナーについて