化粧品官能評価試験の手法と実例

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第1部 化粧品の使用感評価と製品開発

(12:30~14:30)

 化粧品の使用感評価には、主観的評価 (官能評価) が重要である。そこで、官能評価の基本から、触感、使用感の捉え方、評価項目・評価尺度の決め方、評価用語の発想と選定、専門パネルのつくり方についてお話しする。また、化粧品の使用感を人に正しく伝えるための結果の表し方や見せ方についても、実例を示しながら解説する。さらに、新製品化粧品の触感の特徴を捉え、化粧品開発のトレンド予測についても触れる。

  1. 化粧品と感覚
    1. 五感と化粧品
    2. 皮膚感覚のメカニズム
    3. 化粧行動における感覚の変化
  2. 化粧品の使用感評価試験のデザイン設計
    1. 使用感評価試験の種類と試験設計
    2. 官能評価の基準、項目・尺度の決め方
    3. 官能評価アンケートの作り方
    4. 評価パネルの選定と標準サンプル
    5. 評価デザイン設計者の資質と専門パネルの教育
  3. 結果の表し方、見せ方
    1. 官能評価結果の解析方法
    2. 結果の表し方
    3. 結果の見せ方、ビジュアル化
  4. 化粧品触感のトレンド
    1. 新製品化粧品 (美容液、クリーム等) 触感の特徴
    2. 化粧品開発のトレンド予測

第2部 化粧品のぬり心地評価と活用事例の紹介

(12:40~16:30)

【趣旨・ポイント】
化粧品のぬり心地を評価するための主観評価では、精度の高い評価が可能となるが、多数の化粧品を毎回の評価ごとに同じ値で数値化することは難しい。主観評価に基づいた機器評価法を開発し、ぬり心地を数値化できれば、多数の化粧品におけるぬり心地の位置づけを把握することができる。本セミナーでは、化粧品のぬり心地を数値化するための取組みについて紹介する。また、構築した機器評価の活用事例も紹介する。

  1. 快適性評価技術
  2. スキンケア化粧品のぬり心地の主観評価
    1. 主観評価方法
    2. シェッフェの一対比較法 (中屋の変法)
    3. 塗布中のぬり心地の評価 – 「とろみ感」「伸びの良さ感」 -
    4. 塗布3分後のぬり心地の評価 – 「もっちり感」「べたつき感」 -
  3. 「もっちり感」「べたつき感」の機器評価
    1. 剥離力測定法
    2. 化粧品残存率測定法
  4. ぬり心地マップの作成と活用事例紹介
  5. 天然保湿剤のうるおいメカニズムの紹介

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