ポリマー混練の基礎研究およびポリマー混練装置の改良・開発への応用

再開催を依頼する / 関連するセミナー・出版物を探す
会場 開催

本セミナーでは、ポリマー混練の基礎から解説し、フィラーの分散混合および分配混合に及ぼす影響を詳解いたします。

日時

開催予定

プログラム

ポリマー (プラスチック・ゴム) の混練装置の改良および新機種の開発に際し、モデル試験 (2次元モデル・3次元モデル試験装置) の手法を開発して、ロータの形状・寸法および回転数・混練時間などの操作条件が、フィラーの分散混合および分配混合に及ぼす影響を明らかにした。  モデル試験によるポリマー混練の基礎研究の結果を利用すると、インターナルミキサーロータの改良、新しい連続式混練機の開発などを効率良く進められた。  最近ではロータあるいはロータセグメントのチップクリアランス (TC) を、軸方向および周方向に変化させる技術 (VCMT) を応用したインターナルミキサーの6翼ロータあるいは2軸押出機のロータセグメントが開発され、混練装置の生産量の大幅な増加が図られている。

  1. ポリマー混練の基礎
    1. ポリマーの混練過程
    2. ポリマーへのフィラーの分散および分配混合
    3. ポリマー混練機構の基礎研究 (モデル試験)
    4. 混練装置のロータおよびスクリューの形状・寸法および混練装置の操作条件が混練品質に及ぼす影響
  2. ポリマー混練装置の種類、混練機構、特長および技術動向
    1. バッチ式混練機
      • インターナルミキサー
      • ニーダ
    2. 連続式混練機
    3. 2軸押出機 (同方向回転噛合型)
  3. 新しいポリマー混練技術 (VCMT) の開発、実用化
    1. VCMT の混練機構
    2. インターナルミキサー6翼ロータ (6WI) の開発、実用化
    3. 2軸押出機ロータセグメントの開発、実用化

会場

大阪産業創造館
541-0053 大阪府 大阪市 中央区本町1丁目4-5
大阪産業創造館の地図

受講料

割引特典について