断熱材の開発動向と熱特性評価技術

再開催を依頼する / 関連するセミナー・出版物を探す
オンライン 開催

日時

開催予定

プログラム

断熱材の開発動向と断熱性能 (熱伝導率) を簡単に紹介します。その後、断熱材の熱伝導率測定方法を紹介し、高温度領域における測定精度の現状について述べます。また、近年の研究成果である新しい熱伝導率測定方法 (熱流分離法) について解説します。この測定方法に基づけば、安くて簡単に自作可能な測定装置を作製製作できます。さらに、測定のコツや注意点について述べます。  身近な断熱材である発泡スチロールやエアーキャップ (プチプチ) の熱伝導率の意外な特徴を紹介します。また、建築用や工業炉用に使用されている断熱材の熱伝導率、ナノ粒子断熱材や真空断熱材についても、その熱伝導率を紹介します。
ほとんどデータの無い熱伝達率について、その測定原理と装置、測定結果を示すと共に、断熱材のような多孔質材料が持つ熱伝達率の特徴を示します。  熱伝導率解析と称して、断熱材の熱伝導率を固体、ふく射、気体の伝熱成分に分離する方法と、真空断熱材の厚さ方向の熱伝導率を推定する方法を紹介します。  最後に、物体の表面温度測定方法について、簡単に説明させていただきます。これは、数値シミュレーション結果と実測結果を比較する場合に役立ちます。今までの経験から、物体の表面温度測定に誤差があり、計算結果と一致しないことがありました。ちょっとしたテクニックや注意点をお話しするつもりです。

  1. 特許の基本 (知らなかったでは済まない他社特許侵害)
    1. 特許法と特許制度
    2. 出願から権利化までの手続き・流れ:
      1. 日本出願と外国 (PCT) 出願
      2. 優先権出願
    3. 侵害/非侵害の判断の仕方 (対比表とオールエレメントルール)
    4. 技術文献・情報としての特許文献
  2. 他社特許調査
    1. 製品・技術のフェーズで異なる調査の目的と調査範囲
      1. 開発初期:技術動向調査
      2. 開発段階:<自社の>出願前調査
      3. 開発段階:<自社技術・製品が、他社の>権利侵害 (侵害予防) 調査
      4. 開発終期~製品化後:<他社登録特許の>無効資料調査
    2. 特許分類と検索式
    3. 特定特許の出願各国 (ファミリ) での審査状況の確認
  3. 他社特許対策
    1. 継続的に発行公報のチェック
    2. 公開段階での対策
      1. 対比表の作成・該非判断
      2. 回避可否の判断
      3. 特許庁への情報提供による無障害化
        • 日本の事例
        • 中国の事例
        • 米国の事例
    3. 登録後の対策
      1. 無効資料調査
      2. 実施許諾申し入れのための調査
    4. 日常の対策:公証役場での確定日付取得
      1. 新製品生産の計画、工場の設計図面等の文書<先使用権主張>
      2. 開発製品そのもの、製造のための文書、検査データ、など
  4. 自社出願特許への反映と強化
    1. 競合・先行他社特許を知って、自社技術を議論
    2. 自社出願~登録特許があっての他社対策 (「秘匿」の限界)
    3. 先願主義: (他社より) 1日でも早い出願
    4. 優先権出願の効果的活用
    5. 臨界的意義について
    6. 実施可能要件について

受講料

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 40,000円(税別) / 44,000円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。

ライブ配信セミナーについて