B to B企業の事業活性化の為のブランド化戦略とその仕掛け

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一般に、素材などを扱うB to B 業界では、品質や機能または価格や納期などの合理的な理由による意思決定を重視する場合が多く、B to C 業界で行われているような、メディア媒体を利用したブランド活動はそれほど多く行われていない。しかしながら、企業のブランド化の重要性は、必ずしもB to C 企業に限るものではない。絶えず良い品質・機能の商品を創出し続けることは企業の使命であるが、同時に対応する人材の質やサービスの高さが顧客満足度を上げて企業のブランド価値を高め、結果的に企業価値を向上する重要な要素となっている。  このセミナーでは、あるB to B 素材メーカーにおける事業活性化のための取り組み事例をもとに、継続的に黒字を出し続けるために必須のB to B 企業のブランド化戦略を紹介する。セミナー前半では、現状を把握し自社のあるべき姿を明確にするための顧客アンケートに基づく解析と、社内外の技術者や営業担当者における組織の活性化や意識改革のための各種取り組み事例を詳しく取り上げる。さらに、後半では当該戦略活動をより効果的に進めるために独自に開発したツール (1) 迅速な課題解決や特許出願と共に“新商品“を生み出す「課題共有化システム」、 (2) コンサルタント営業の“質“を高め成果を出すための「グレードチャート」を紹介する。

  1. はじめに: 「なぜ、ブランド化が必要なのか」
  2. 《事例から読み解く》 化学素材事業のブランド活動
    1. 現状の理解と課題の抽出
    2. 事業形態の把握
    3. 他社の先行事例からのヒント
  3. 事業戦略とブランド戦略
    1. 事業戦略との整合調整
    2. ブランド戦略活動の体制づくり (国際ブランド戦略活動へ)
    3. ブランド戦略活動マスタープラン
      • Phase I. ブランドの現状把握 (顧客アンケート)
        • I. 顧客アンケート内容
        • II. アンケート実施と結果、その解析
        • III. ブレーンストーミングによる解決策
      • Phase II. ブランドのあるべき姿の明確化
        • I. ビジョンとあるべき姿
        • II. 活動項目の設定
      • Phase III. ブランド浸透ツールの開発と浸透プログラムの実施
        • I. 活動部会の結成
        • II. PDCA活動とキーマン
        • III. 知財活動とその成果
    4. アンケートによる結果と事業成果
  4. ブランド戦略活動から生まれる成果
    1. 知財戦略会議の常設と実行
    2. 内外関連企業の知財教育
    3. 営業のための知財教育
  5. ブランド戦略活動を支える独自ツールの開発
    1. 特許出願と共に“新商品“を生み出す「課題共有化システム」
      • 事例1: 迅速な課題解決と製品開発
      • 事例2: 技術の転用
    2. コンサルタント営業の“質“を高める「グレードチャート」
      • 事例1: 事例紹介
      • 事例2: 使用方法
  6. おわりに: 皆様へのメッセージ

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