(2012年1月31日 13:00~14:30)
近日公開
(2012年1月31日 14:45~16:15)
薬物 (新規化合物) の経口製剤設計方針は、その物理薬剤学的特性及び生物薬剤学特性によって決定され、その結果標準 (通常) 処方、分散改善処方、溶解性改善処方のいずれかが適用される。 本講座では、これら特性の評価方法及び処方選択への判断基準について解説するとともに、各処方の設計法についても解説を加える。 特に難溶解性薬物のための溶解性改善処方については、固体分散製剤、軟カプセルについてその細部に言及するほか、ナノ原薬についてもその製法について詳細を述べる。 さらに、これら溶解性改善製剤が示す過飽和性にも注目し、消化管からの薬物吸収性改善への寄与について議論を深める。