中国における排水・汚泥処理の技術ポイントとその市場

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会場 開催

本セミナーでは、中国水ビジネスについて排水・廃水・汚泥の具体的な処理技術とシステム、中国の政策やインフラの現状を解説いたします。

日時

開催予定

プログラム

第1部 中国における水環境の現状とその対策技術

(2012年1月26日 11:00~12:30)

 本セミナーでは、世界の水問題、水環境と有毒藻類 (アオコ) 発生の状況と影響を踏まえ、中国における水環境の現状と政策動向、特に、深刻化を増す中国湖沼・ダム湖のアオコ問題、中国の求められる水処理対策技術、中国における水環境研究協力事例、中国環境ビジネスで成功するための課題、日系水関連企業における事業戦略のポイント、環境意識の向上・環境教育と水環境改善、流域水環境再生のための対策のあり方と展望等について述べる。

  1. 中国における水環境の実態
  2. 中国における排水処理の市場と動向
  3. 中国で求められる水処理技術とは
  4. 中国における水環境管理政策と戦略
  5. 日系水関連企業における水ビジネスの戦略と課題
  6. 環境意識の向上と流域水環境再生の展望

第2部 中国での排水処理における膜技術とMBR導入

(2012年1月26日 13:15~14:15)

 近年、新興国の急激な工業化、都市への人口集中などにより環境汚染が深刻化している。  特に、中国では水汚染や水不足問題が深刻化し、中国政府としても水源汚染抑制及び改善に向け、多額の予算を計上している。  同時に、汚水放流基準を厳格化し、汚水処理及び再利用に適した膜分離活性汚泥法 (MBR:MembraneBioreactor) による排水処理の導入が急速に進められている。  本講演では当社膜及び中国での導入例中心にMBR技術を紹介する。

  1. MBRの概要及び特徴
  2. MBR用当社中空糸膜
  3. 中国のMBR市場
  4. 中国での導入実績
  5. 今後の展望

第3部 中国の排水処理における汚泥処理・処分の現況と課題

(2012年1月26日 14:30~16:00)

 中国では、近年の経済と都市建設の発展に伴い、都市地域における下水処理場が広く普及しはじめた。  その結果、下水汚泥の発生量が急激に伸びており、その処理・処分が大きな問題となっている。  本講演では、中国における下水汚泥の発生量、その性状および処理方法について概説するとともに、現在直面している課題と今後の展望について紹介する。

  1. 中国における下水道と汚水処理の普及状況
  2. 中国における下水の水質統計
  3. 中国における下水汚泥の発生量と性状
    1. 下水汚泥発生量の推移と予測
    2. 有機物と無機物
    3. 重金属
    4. 肥料成分
  4. 汚泥処理システムの現況
    1. 代表的システム:濃縮・嫌気性消化・脱水・処分
    2. 天津市の事例
    3. 青島市の事例
    4. 西安市の事例
  5. 汚泥処分の方法
  6. 中国で求められる技術
  7. 課題と展望

会場

東京流通センター
143-0006 東京都 大田区 平和島6-1-1
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