日本は包装技術の分野では技術的に世界のトップを走っていましたが、安全性・衛生性に関しては欧米や東南アジアに遅れを取っている法規制となっている。数十年ぶりに食衛法が改正され、容器包装材料がポジティブリスト化されることになった。その改正のポイントと国際標準の状況、そして、残された課題を探る。
食品はもとより商品には必ず包装は付されており、品質の維持や輸送時に中身を保護している。また、中身と容器の相乗効果で商品としてはじめて機能するものもある。商品を作るのはメーカーであるが、如何に使用者/消費者を理解して包装設計できるかがその商品の売れ行きや長寿命に寄与する事になる。
本セミナーでは、ベーシックな要素として、地球レベルの環境/海洋/大気汚染などを考慮すると同時に安全衛生性、法令などコンプライアンスを遵守した素材選択や包装設計することなどをメーカーの立場から解説する。
- 商品における包装の位置づけと開発
- 商品における包装の重要性と機能及び要件
- 持続可能な包装 (Sustainable Packaging)
- 商品化に伴う包装開発の流れ
- LCA (Life Cycle Assessment) の考え方
- 人間生活工学認証とユニバーサルデザイン包装 (ユニバーサルデザイン)
- Packaging Compliance (容器包装の制約)
- 容器包装リサイクル法/過大包装/改竄防止包装/製造物責任
- 改正食品衛生法 (2018年6月) の概要
- Positive ListとNegative List管理と欧州の安全性の考え方
- 環境管理
- カーボンニュートラル
- カーボンフットプリント
- ウォーターフットプリント
- 森林資源の保全
- 食品包装に関する重要な事柄 (Topics)
- 食品包装と微生物汚染のポイント
- 物流と温度
- 食品ロス削減とハラール食品の包装
- バイオマスプラスチックと生分解樹脂
- グラビア印刷とフレキソ印刷・植物インキ等の国際的動向
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- 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
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