研究開発プロジェクトを遅らせないためのR&Dチームの作り方と運営方法

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第1部. R&Dチームのメンバー選定と進捗管理の方法

(2021年5月12日 10:30〜12:00)

 R&Dチームのメンバーをどのように選定するのか、また、メンバーの進捗管理をいかに的確に行うかはとても難しい仕事であり、R&Dを進める上での大きな課題であるが、特にコロナ禍でテレワークでの業務が求められている現在では、これらの課題解決が最重要項目になると言っても過言ではないであろう。なぜなら、オンラインの言葉や画面の中の映像だけでは相手の気持ちがわかりにくく、自分の気持ちも伝わりにくいからである。本講演では、コロナ禍であるからこそ、R&Dメンバーの選定と進捗管理が重要であることについて、基本的な考え方を説明する。

  1. 研究開発 (R&D) とは
  2. R&Dの宿命と企業の成長戦略
  3. R&Dテーマの選定方法
  4. R&D目的の明確化
  5. プロジェクト (PJ.の運営方法
  6. PJメンバーの選定
  7. PJリーダーの選定
  8. PJリーダーの業務
  9. PJメンバーの指導方法
  10. PJリーダーおよびメンバーの評価
  11. PJ運営に関する経営層の役割
  12. PJでのR&Dテーマの進捗度評価
  13. 進捗度評価におけるテレワークに潜む落とし穴
  14. PJが失敗した時の考え方
  15. PJが失敗した時の企業の考え方
  16. まとめ

第2部. リモートワークにおけるR&Dチームづくりと運営

(2021年5月12日 13:00〜14:30)

 新型コロナウイルスの猛威が吹き荒れる中、多くの企業でリモートワークの活用が一気に進みました。そして、この流れはコロナ禍が収束したのちも新たな働き方として定着していくことが予想されます。リモートワークの活用は、個々人の働き方の自由度を高め、専門性に対する意識を高める一方で、組織としての一体感や連帯感が高まらず、仕事に対する意欲の低下につながってしまうリスクも秘めています。  本セミナーでは、リモートワークが当たり前となる新たな働き方の中で、技術者、研究者が共創・協働しイノベーションを生み出すチームをいかにつくり運営していくかに焦点をあて、R&D現場におけるマネジメントの課題と工夫について考えます。

  1. リモートワークがもたらすもの
    1. リモートワークは働き方の不可逆変化
    2. リモートワークのメリット ~自由度の拡大と意識の向上~
    3. リモートワークのリスク ~組織マネジメントの難しさ~
    4. R&D現場のアップグレードにつなげる
  2. リモートワークにおけるR&Dチームマネジメント
    1. チームマネジメントがますます重要になる
    2. チームマネジメントの本質は変わらない
    3. チームとは何か、マネジメントとは何か
    4. コミュニケーションの質がますます求められる
    5. チームづくりと運営のためにコミュニケーションすべきもの
    6. メンバーが共創・協働する場を設計する
    7. コミュニケーション手段の多様性を活かす
  3. まとめにかえて
    1. 真の働き方改革につなげるために

第3部. テレワーク体制でチームパフォーマンスを発揮するためのポイント

(2021年5月12日 14:45〜16:15)

 COVID-19の影響によりテレワークを活用した働き方が求められています。COVID-19が長期化するなかで、テレワークの活用は避けることができないテーマと言えるでしょう。多くの事例がテレワークの有効性を示していますが、一方では課題も明らかになっています。その代表が同僚や上司とのコミュニケーション、報告や進捗確認はWEBミーティングやメールで問題ないが、本音で議論をして相互理解したり、ワイガヤでアイデアを出し合ったりするのはなかなか難しいというものでしょう。チームとしての一体感を作るようなコミュニケーションができないという話もよく聞きます。  ここでは、テレワーク体制下でチームパフォーマンスを発揮できるコミュニケーションの在り方と、そのベースとなる信頼関係の築き方についてお話しします。

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