第1部. コロナ禍での医薬品開発プロジェクト、出口戦略課題と解決代替案
(2021年5月19日 10:00〜12:00)
With/Post-COVID-19は過去の延長線上で思考すると効用と限界があるだろう。臨床開発スタート前に薬価を含む事業化戦略の策定、課題と解決代替案などを示唆提案してQ&Aディスカッションしたい。分かったつもりが損失になる事例は多々ある、通念が痛念=損失にならないように、成功と失敗の分れ目 (一部) などを提示する。
- With/Post-COVID-19社会経済環境、医療ニーズの変化、薬価制度改革を見据える
- Post-COVID-19を視野に”Market Access, Pricing” 欧米日パネル討論 (2020年末) から
- 患者、医師、パラメディカル、保険者、政府当局、製薬企業 (6P 6方よし) 変化
- 医薬マーケティング戦略 (4P) の一部は既にand/or 近未来に陳腐化?
- アンメット医療ニーズに応答する為にR&Dリスクテイクする対価としてのリターン
- 創薬研究開発のマイルストーンで出口戦略策定/更新、プロジェクト価値最大化を予測
- プロジェクトチームは市販後製品像、臨床開発/薬価戦略シナリオ代替案等々を共有
- 感度分析すると、事業価値を上下する最大の変数は薬価、日本の薬価は予見性が高い?
- 自前主義 and/or オープンイノベーション/国内外License-out/in as Win-Win
- ケーススタディ2020薬価収載品、加算の可否、その分かれ目は何か?コメント
- ケーススタディ2020薬価収載品、原価方式と類似比較方式の適否、分かれ目は何か?
- 情報開示R&Dプロジェクトの価値最大化、薬価を含む事業化戦略を考える
- まとめ、R&Dプロジェクト事業価値最大化と人材価値最大化は共通要素が多い
- 質疑応答
第2部. コロナ渦でのプロジェクトメンバーとのコミュニケーションならびにスケジュールのマネジメント
(2021年5月19日 12:45〜14:45)
コロナによって私たちの働き方は大きく変わり、直接顔を合わせずとも仕事が進むようになった。一方、バーチャル環境下、実は失ったものがないか心配になったり、実際雑談等から得ていたちょっとした情報が失われたり、目に見えない不安や非効率さも出てきている。同時に、想定外の事態によりタスク見直し、やり方の変更により、スケジュールの変更が多発する事態も発生している。一方コロナ下でも全くスケジュール遅延のないプロジェクトもある。
この状況下、プロジェクトメンバーとどうコミュニケーションすべきなのか。そもそもビジネスにおけるコミュニケーションとは、複数の人間で目的を達成するための「ツール」であり、コミュニケーションそのものが目的とは限らない。しかしその根底にある人間関係、信頼感、ひいてはこの環境での心理的安全性がますます重要になっており、それが成果に影響し始めた。本講ではこれらについて考察したい。
- コミュニケーションに関する基本理解
- コミュニケーションはとるものなのか?コミュニケーションをとるとはどういうことか
- なぜコミュニケーションは難しいのか
- コミュニケーションマネジメント
- コロナ渦でのコミュニケーション
- バーチャル会議の特徴・落とし穴
- バーチャル会議運営のためのコツ
- 効果的な話法
- プロジェクトメンバーとのコミュニケーション
- 心理的安全性
- コロナはなにをもたらしたのか
- コロナ渦におけるスケジュールマネジメント
- プロジェクトにおけるスケジュールマネジメントの基本
- プロジェクトマネジメントから見たスケジュールマネジメント
- コロナがスケジュールマネジメントに与えた影響
第3部. コロナ禍におけるプロジェクトのリスクマネジメント
(2021年5月19日 15:00〜16:45)
COVID-19による環境変化は、確かに臨床試験にも大きな影響を及ぼした。一方で、コロナワクチンや治療薬の開発が加速し、一方でオンライン診療への取り組みが急進、医療界にもデジタルトランスフォーメーション (DX) という言葉が目立ち始めた。
本講演では、臨床試験のオペレーションにおけるリスクについて、加速・停滞の両面から現場における実例と対処例を提示する。さらに、リスクマネジメントの視点からのDXを実現させるツールやマインドセットの醸成、法規制の変化に伴う対応について、聴講者様からの意見も交えながら、演者両名で対談形式で議論を試みる。
- 臨床現場におけるCOVID-19の影響・リスクと対処策
- リモートコミュニケーションツールの紹介と実運用・体験
- 質疑応答
複数名同時受講割引について
- 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 50,000円(税別) / 55,000円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 55,000円(税別) / 60,500円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)
- 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
- 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
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アカデミック割引
- 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)
日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。
- 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
- 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
- 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
- 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方
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