コロナ禍における医薬品開発プロジェクトの価値最大化と円滑運営・管理

再開催を依頼する / 関連するセミナー・出版物を探す
オンライン 開催

本セミナーでは、コロナ禍で遅延、難化が見られるプロジェクトを円滑に回し、スケジュール通りに進めていくための留意点、製品価値を最大化させるための臨床開発の要件について詳解いたします。

日時

中止

プログラム

第1部. コロナ禍での医薬品開発プロジェクト、出口戦略課題と解決代替案

(2021年5月19日 10:00〜12:00)

 With/Post-COVID-19は過去の延長線上で思考すると効用と限界があるだろう。臨床開発スタート前に薬価を含む事業化戦略の策定、課題と解決代替案などを示唆提案してQ&Aディスカッションしたい。分かったつもりが損失になる事例は多々ある、通念が痛念=損失にならないように、成功と失敗の分れ目 (一部) などを提示する。

第2部. コロナ渦でのプロジェクトメンバーとのコミュニケーションならびにスケジュールのマネジメント

(2021年5月19日 12:45〜14:45)

 コロナによって私たちの働き方は大きく変わり、直接顔を合わせずとも仕事が進むようになった。一方、バーチャル環境下、実は失ったものがないか心配になったり、実際雑談等から得ていたちょっとした情報が失われたり、目に見えない不安や非効率さも出てきている。同時に、想定外の事態によりタスク見直し、やり方の変更により、スケジュールの変更が多発する事態も発生している。一方コロナ下でも全くスケジュール遅延のないプロジェクトもある。  この状況下、プロジェクトメンバーとどうコミュニケーションすべきなのか。そもそもビジネスにおけるコミュニケーションとは、複数の人間で目的を達成するための「ツール」であり、コミュニケーションそのものが目的とは限らない。しかしその根底にある人間関係、信頼感、ひいてはこの環境での心理的安全性がますます重要になっており、それが成果に影響し始めた。本講ではこれらについて考察したい。

  1. コミュニケーションに関する基本理解
    • コミュニケーションはとるものなのか?コミュニケーションをとるとはどういうことか
    • なぜコミュニケーションは難しいのか
    • コミュニケーションマネジメント
  2. コロナ渦でのコミュニケーション
    • バーチャル会議の特徴・落とし穴
    • バーチャル会議運営のためのコツ
    • 効果的な話法
    • プロジェクトメンバーとのコミュニケーション
    • 心理的安全性
    • コロナはなにをもたらしたのか
  3. コロナ渦におけるスケジュールマネジメント
    • プロジェクトにおけるスケジュールマネジメントの基本
    • プロジェクトマネジメントから見たスケジュールマネジメント
    • コロナがスケジュールマネジメントに与えた影響

第3部. コロナ禍におけるプロジェクトのリスクマネジメント

(2021年5月19日 15:00〜16:45)

 COVID-19による環境変化は、確かに臨床試験にも大きな影響を及ぼした。一方で、コロナワクチンや治療薬の開発が加速し、一方でオンライン診療への取り組みが急進、医療界にもデジタルトランスフォーメーション (DX) という言葉が目立ち始めた。  本講演では、臨床試験のオペレーションにおけるリスクについて、加速・停滞の両面から現場における実例と対処例を提示する。さらに、リスクマネジメントの視点からのDXを実現させるツールやマインドセットの醸成、法規制の変化に伴う対応について、聴講者様からの意見も交えながら、演者両名で対談形式で議論を試みる。

受講料

複数名同時受講割引について

アカデミック割引

日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。

ライブ配信セミナーについて