第1部. Withコロナに対応したオープンイノベーション活動の進め方
(2021年4月23日 10:30〜12:00)
新たなパートナーとの連携による技術開発のスピードアップ、開発製品の性能アップ、技術開発の投資効率アップを目指して、保有技術と外部技術との融合により付加価値を増大させる「オープン・イノベーション」は、多くの企業で推進されはじめてきている。オープン・イノベーションについてはほぼ毎日、各地でセミナーなどが開催され広く議論されているが、主催者の商業的な目的で開催されるものであったり、各社個別のプロジェクトによる成功事例の紹介に留まっているのが現状である。
ここでは、ニーズの募集から始まるオープンイノベーション活動は、技術の開示、技術の募集、技術の見極め、技術の検討、技術の導入などさまざまなプロセスがあるが、その流れを1つ1つつまびらかに解説し、各プロセスで必要とされる能力を紹介する。また、そのための人材集めや組織づくりにも言及する。Withコロナ下では、近未来的な新規事業創出の絵が描きにくく、ニーズが近視眼的になりやすい。ここでは具体的となったニーズに対するシーズのマッチング方法を解説する。
- オープンイノベーション活動とは
- オープンイノベーションの定義
- 活動の必要性
- クローズド型とオープン型
- インバウンド型とアウトバウンド型および新規事業創出型
- 進むべき方向性 (アンゾフのマトリックス)
- 探索手法一覧
- 実際のオープンイノベーション活動
- 日本でのオープンイノベーション活動の歴史
- オープンイノベーション活動の動機
- オープンイノベーション活動が定着する業界
- オープンイノベーション室の役割 (対外的、対内的)
- オープンイノベーション室の人材
- オープンイノベーション活動の流れ
- ニーズの集め方 (社内)
- シーズの集め方 (社外)
- シーズの見極め方
- ニーズとシーズの面談方法
- オープンイノベーション活動の事例 (大阪ガスのケース)
- オープンイノベーション活動の結果
- オープンイノベーション活動の効率
第2部. オンラインでオープンイノベーションを実現させるためのポイント
(2021年4月23日 13:00〜14:30)
Withコロナによって、様々な企業活動をオンラインで行わなければならないケースが増えてきました。その中で、オープンイノベーションをオンライン中心で推進していくための方法や考え方をお伝えしていきます。弊社では、新型コロナウイルス感染症が日本で流行し始めた2020年4月から現在まで、累計30社以上の企業様のオープンイノベーションを支援してきました。その中で見えた“コロナ禍でのオープンイノベーション成功とその要因“をまとめ、再現しやすいノウハウやTipsとしてご案内いたします。
- 国内最大級のオープンイノベーションプラットフォームを運営するCrewwについて
- オープンイノベーションとは (Crewwが定義するオープンイノベーション)
- オープンイノベーションで必要なポイントと考え方
- Withコロナ時代にオンラインで取り組むオープンイノベーション
- Withコロナで発生したオープンイノベーション活動の課題
- オンラインで取り組むメリット・デメリット
- オンラインコミュニケーションによる情報伝達や議論のポイント
- オンラインで事業案のブラッシュアップを実現するポイント
- オンラインのプレゼンテーション (ピッチ) で気を付けるポイント
- オンラインでの協業実現に向けた社内のマインドセット
- オンラインでオープンイノベーション活動を行うためのツール紹介 (Crewwのサービス紹介)
- Withコロナ時代だからこそ取り組むべき事業課題の解決とは
- Afterコロナに向けて今から準備すべき「オンラインで事業創造する組織力」
第3部. 新型コロナが明らかにした予測不可能な時代のオープンイノベーションをSF思考で切り開く
(2021年4月23日 14:45〜16:15)
「新型コロナの登場で予測不可能な時代であることを肌で感じているが、どのように未来を予測し研究開発/イノベーションを行えばいいのか?」という悩みに対し、「未来像は予測するものではなく想いを入れて作るものである」というコンセプトのもと、SF作家の発想法を活用しチームで10年後などの未来社会像を作る手法について話します。特にSF思考の特徴である、「未来の解像度を上げる」「未来のユーザーニーズや課題を肌感を持って理解する」「作成した小説を社内コミュニケーションツールとして使う」に関して、具体事例を交えてお話しします。
- なぜ今SF思考が大事なのか
- 未来の不透明さ
- SF小説がもたらすビジネスや社会への影響
- SF思考の重要さ
- SF思考とは何か
- SF思考を使った未来ストーリーの作り方の4つのポイント
- SF思考と既存手法 (シナリオプラニングなど) との違い
- SF思考を使った未来ストーリーの作り方の流れ
- 事前準備: 事前準備と仲間集め
- STEP1: 未来に大きな変化を与える新製品/ サービス・新制度 (ガジェット) を作成
- STEP2: 新製品/サービス・新制度 (ガジェット) がもたらした 未来の社会像ver1を作成
- STEP3: 未来社会像ver1をストーリー化することにより、 未来社会像ver2にアップデート
- STEP4: 作成した未来ストーリーと未来社会像ver2を基に、 周囲とディスカッション
- 未来ストーリー作成の具体例
- 年の未来社会像を踏まえたSF小説を作る過程
- 実際に作成した小説の活用方法
- 社内コミュニケーションへの活用
- 高校における授業としての活用
- SF思考のカスタマイズ
- 企業内における未来ストーリーの作り方と活用方法 (研修含む)
- 教育現場での活用 (大学における講義などの事例)
複数名同時受講割引について
- 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 50,000円(税別) / 55,000円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 55,000円(税別) / 60,500円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)
- 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
- 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
- 他の割引は併用できません。
アカデミック割引
- 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)
日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。
- 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
- 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
- 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
- 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方
ライブ配信セミナーについて
- 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
- お申し込み前に、 視聴環境 と テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
- 開催日前に、接続先URL、ミーティングID、パスワードを別途ご連絡いたします。
- セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
- セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
- 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
印刷物は後日お手元に届くことになります。
- ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
- タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
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万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。