第1部 ラミネート技術の基礎 接着のメカニズムとトラブル対策
(2021年4月20日 10:30〜14:30)
ラミネート技術は、RtoRで複数の材料を積層化させる技術として包装材料では勿論のこと、産業資材や工業材料でも利用される展開性の高い加工技術である。実生産上、ラミネートでは様々な問題が発生するが、これらに対処するには接着の基礎やラミネートプロセスの特性を理解すると共に、トラブル事例を知って予防する必要がある。
これらラミネート技術の基本と応用を初心者でも分かり易いよう解説する。
- 何故ラミネートが必要なのか
- 包装材料の種類
- 包装材料に求められる特性
- 軟包装の基本構成と包装設計
- ラミネートされるフィルムの基礎
- プラスチックフィルムの製法
- 無延伸フィルムと二軸延伸フィルム
- プラスチックフィルムの特性
- 接着の基礎
- 接着のメカニズム
- 接着の条件
- 接着の向上策 表面処理
- ラミネート技術
- 包装で用いられるラミネート方法の概要と選択基準
- ドライラミネーション 加工法と材料、用途
- ウエットラミネーション 加工法と材料、用途
- 押出ラミネーション 加工法と材料、用途
- ホットメルトラミネーション 加工法と材料、用途
- サーマルラミネーション 加工法と材料、用途
- ラミネート製品の特性
- ラミネートで向上する特性
- 物理的強度
- ヒートシール性
- バリア性
- ラミネート製品のトラブルと対策
- 接着不良 様々な原因と対策
- ヒートシール強度不足
- その他 滑り不良、カール、臭気 (残留溶剤)
- 補足
- ラミネートの生産課題
- ラミネート生産装置
- ラミネートの実験、評価法
第2部 ラミネート用接着剤の選び方、使い方
(2021年4月20日 14:45〜16:15)
接着の基礎、ラミネート用ポリウレタン接着剤の基礎やラミネートプロセスの特性を理解すると共に、トラブル事例を知って予防するスキルが向上できる。
- ラミネートとは
- 何故ラミネートが必要なのか?
- ラミネート、接着
- 接着の3大原理
- フィルム基材の特長
- ラミネート用ポリウレタン接着剤の基礎
- ラミネート用ポリウレタン接着剤の体系と素材構造
- 2液型ポリウレタン接着剤の特長と反応機構
- エーテルとエステル比較
- ラミネート構成と最適なドライラミネート接着剤 【選び方】
- 乾燥食品包材 (スナック食品、米菓子等)
- 液体包装 (液体スープ、漬物等) 、透明構成食品用途 (ハンバーグ等) 、ボイル・レトルト包材
- AL構成食品用途 (カレー、ミートソース等) アルミレトルト包材
- 詰替洗剤・入浴剤包材
- ドライラミネート接着剤の使い方
- 準備、配合からエージングまでの使用ポイント
- ラミネート加工におけるトラブルと原因
- よくあるトラブルとその対策例
- ラミネート加工方式による長所、短所
- ラミネート加工比較
- ドライラミネート
- ノンソルベントラミネート
- 溶剤系接着剤と比較した無溶剤接着剤の特長
- ラミネート接着剤の開発動向
- コンバーティング業界に求められる課題
- 脱溶剤、CO2排出抑制
- 3R リサイクル
- 課題に対するその解決例
複数名同時受講割引について
- 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)
- 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
- 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
- 他の割引は併用できません。
アカデミック割引
- 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)
日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。
- 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
- 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
- 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
- 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方
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