セルロースナノファイバー充塡コンポジットの現状と展望

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ナノコンポジットは研究開発が開始され既に 20 年以上経過していますが、本格的にナノコンポジットが実用化されていません。これはナノフィラーの分散と分散構造が難しいこと、ナノコンポジットの力学特性発現機構が解明されていないこと、ナノフィラーにおける界面形成機構が会召されていないことなどが要因であると考えています。現在、精力的に研究開発しておりますセルロースナノファイバーやカーボンナノチューブを例にとり上記の要因について説明します。ナノフィラーコンポジットの界面の役割としてカーボンブラックやシリカを充塡したゴムを例に解説します。

  1. ナノフィラーとその分散技術
  2. セルロースナノファイバー (CNF) 、CNT充塡コンポジットの特徴
    1. 分散技術
    2. ナノファイバーコンポジットでは高弾性率・高強度コンポジットは実現しない
    3. CNFコンポジットの分散構造と力学特性の設計
    4. 今後の方向性
  3. ゴムを手本としたナノフィラーが形成する界面の役割と機能
    1. ゴムにおける界面構造
    2. 界面構造を活用したゴムの機能制御
    3. なぜゴムではナノフィラーを活用でき、実用化されているのか

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