ブランドマーケティング・高薬価にむけた開発早期からのTPPの戦略的活用モデルの提示と意思決定・商業的価値最大化

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本セミナーでは、医薬品のブランドマーケティングおよび高薬価にむけて、ターゲットプロダクトプロファイル (TPP) の戦略的な活用方法、および、商業的価値を最大化するための薬事戦略・スコープマネジメントに基づく臨床開発計画とその実施、製剤開発など、開発早期における薬事戦略の視点で筆者の運用経験も交え、意思決定に向けたTPP標準的な活用モデルを提示し、解説いたします。

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医薬品は承認申請に必要な最低限のデータだけでなく、商業的価値を実証するデータやエビデンスを「集積する戦略的な意図」と「開発プロセス」が求められる。昨今、他剤との有用性加算や適応拡大など、薬価戦略は複雑かつ各社それぞれの技術が目立って来ている。  本セミナーでは、医薬品のブランドマーケティングおよび高薬価にむけて、ターゲットプロダクトプロファイル (TPP) の戦略的な活用方法、および現行の「新医薬品の薬価算定方式」を概観し,新規有効成分 (NME) に「期待するLabel」を明確にして、商業的価値を最大化するための薬事戦略に基づく、臨床開発計画と実施や、製剤開発が求められる。商業的価値を最大にするスコープマネジメントについて,その基本的な構成やコンセプトを参考にしつつ、開発早期における薬事戦略の視点で筆者の運用経験も交え、意思決定に向けたTPP標準的な活用モデルを提示し、解説する。

  1. TPP – A Strategic Development Process Tool Draft Guidance FDA 2007の概要
    • I. 序論
    • II. 背景
    • III. TPP解説と有用性
    • IV. TPPの作成
    • V. その他の構想 (initiatives) との連携
    • VI. 結語
  2. TPP薬事戦略下で運用
    • ここからは米国FDAのドラフトガイダンスのTPPコンセプトに沿って、企業開発プロジェクトチーム (以下チーム) ブランドマーケティング・高薬価開発戦略にTPPの果たす役割/意義について、薬事戦略の視点から解説する。
      1. 開発企業により任意に選択されて主要項目で構成される「TPP」
      2. グローバル薬事戦略とTPPの位置づけ
      3. TPP活用と標準モデル
        1. 「TPP」
        2. 「TPP」記載する「承認に必須なTarget」と「付加価値Target」、「TPP」達成と販売予測に反映
        3. 「TPP」とクリティカル・サクセス・ファクター (CSF)
        4. 「TPP テンプレート」と「TPP」
        5. Labeling案 (主として添付文書案) の作成
      4. TPPはLiving Documentsとして開発計画並びに実施への寄与
      5. 「TPP」実施における開発チームの役割と責任
        1. 開発チームリーダーの役割
        2. 各部門代表から構成される開発チーム員の役割
          1. 薬事部門:
          2. マーケティング部門:
          3. 臨床部門の役割:
          4. 「TPP」作成に必要な4段階プロセス
      6. 開発早期における「TPP」挑戦課題
      7. “TPP – 商業化の成功”を可能にする為の課題
      8. “高薬価で代表される商業的価値”新医薬品の薬価算定方式からみたTPP戦略
  3. 規制当局とパートナーシップとTPP
    1. PMDA対面助言 (治験相談) 目的と結果管理 – 「TPP」活用場面
      1. 対面助言
      2. 対面助言全般に関する留意点
      3. 相談事項作成に関する留意点
      4. 相談資料作成に関する留意点
      5. 照会事項回答作成並びに相談者見解についての留意点
      6. 本相談 (対面助言) に際しての留意点
      7. 対面助言記録確定に際しての留意点
  4. グローバル薬事戦略に組み込まれるべきTPP
  5. 薬事戦略企画書 (モデル) の基本構成とTPPの添付
  6. 導入開発候補品に関する開発決定と薬事戦略
  7. まとめ

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