国際共同治験で運用する標準業務手順書SOP (Global SOP + Local SOP) 作成ポイント

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国際共同治験で運用する標準業務手順書 (Global SOP) の作成について 次のようなことで悩んでいませんか ?

 Global SOPの作成/改訂といっても、開発製品 (医薬品/医療機器/再生医療等製品) 、手順書を運用する組織/個人 (製薬会社/CRO/医療機関等) 、更には治験の種類 (国内治験/国際共同治験) 、手順書の種類 (SOP/WP/Manual) など、色々な状況が想定される。  今回のセミナーでは、製薬会社 (治験依頼者) が、国際共同治験を実施する際に運用する手順書“Global SOP”作成のポイントを解説する。また、治験業務は、多岐に亘り、それに伴って手順書も多岐に亘る為、“モニタリング業務”を中心に、具体例も含めて手順書作成時に考慮すべき要因/根拠/背景等を解説する。

  1. はじめに
    1. 仮想会社
      • ABC製薬会社
    2. Global SOPの作成
      • 何から着手すべきか ?
    3. 用語・概念 (確認事項)
      • 国際共同治験
      • GCP省令とICH – GCPの関係
      • 標準業務手順書
  2. Global SOPの概念
    1. Global SOP作成の取組み方
    2. 治験を取巻く要因 (概念)
    3. Local SOPの必要性
  3. Global SOP作成:考慮すべき要因/背景/根拠
    1. GCP省令 vs ICH – GCP
      • 組織体制:実施医療機関の長/治験責任医師 vs Investigator
      • 用語の定義:治験責任医師 vs Investigator/治験分担医師 vs Sub – Investigator
      • 記録/書類:・履歴書 ・治験の説明/検討会
      • 規定の運用:治験分担医師・治験協力者リストvs Delegation Log
      • 保存期間:治験関連記録
      • Process:モニタリングのステップ
    2. 海外の治験関連法規 (例:FDA)
      • Financial Disclosure by Clinical Investigators
      • ClinicalTrials.gov
    3. 記録の重要性
      • 主要な記録類 in EU/USA
    4. 役割・責務:治験に対する基本姿勢
      • 安全性情報:評価・通知・報告・確認
      • 保存場所:治験施設の治験関連記録
      • Financial Disclosure:情報変更の有無確認
    5. 治験に対する会社の方針/考え方
      • 有害事象の定義
      • 重篤な有害事象の発現からの報告期限 等
  4. 文化・慣習等の違い (Globalizationを意識)
    • 資料/書類の頁番号の付け方
    • 日付け (date) の表示
    • 確認/要否のマーク
    • 許可/承認の証
    • 期限/期間の表示
  5. Global SOP/Local SOP:構成/作成/編集ルール等
    • 構成
    • 成果物の均一化 (バラツキ防止)
    • 客観的/普遍的な表示 (期限/時間)
    • レイアウト (配置/配列) の工夫
    • 手順の短文化・箇条書き

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