実装は一般的にはPackagingと訳され、電子機器メーカの付加価値、軽/薄/短/小コンセプトを志向する高密度化やモノツクリを具現化する。一方、JISSOは車/電装メーカの付加価値であり、車にマイコン (半導体) を安全に、安く搭載するための技術である。具体的には (EMCに対応する) 半導体の車載応用技術や信頼性技術が統合されている。
JISSOは機械・電気強度の低い半導体を車で使えるように補強し、適切な使い方を提示することで、電子制御ユニット (ECU) の品質保証に貢献する。つまり、ECU (=半導体) の故障はJISSOの失敗である。ECU品質は購入する半導体・電子部品の品質に依存する。購入部品は本来、受入検査で認定し保証する。しかし、半導体は受入検査が困難で、品質保証のネックとなっていた。車載半導体の認定試験であるAEC Q-100は、半導体単体の信頼性試験であり、車載の「使い方」を保証できず、受入検査の代用としては不十分である。
日本の自動車産業に培われたJISSOはECU/半導体故障解析を通して半導体の脆弱性を把握し、それらを補強する技術として発展してきた。これは英語のPackagingの意味とは対比しないため我々はJISSOとしている。このセミナーはJISSOを体系的に解説する初の機会であり、具体的には半導体の使い方/安全設計をJISSOレビューすることにより、車載半導体の新しい認定プロセスを提示する。
- 実装技術 (JISSO)
- 車載実装
- More than Moore (ムーアの法則のその先)
- Packaging (パッケージング)
- SMT
- 実装技術の分化
- ECUの信頼性
- 半導体の信頼性
- 半導体の使い方
- 半導体故障解析
- ESD故障
- 半導体の脆弱性
- 検査率陥
- TDDB
- 異常寿命
- パターン欠陥
- ICの検査率
- システムLSIの検査率
- 自動テスト設計
- ESD微小破壊
- ESD故障の進行
- 揮発性故障
- パンチスルー降伏
- テストカバレージ
- 半導体のテストカバレージ
- 複合素子のマスキング効果
- 検査マージン
- システムLSIの低温検査
- 発振回路 内部降圧電源
- ESDイミュニティ
- ECU故障
- 電源低電圧誤動作
- 電源の瞬断・瞬低
- 電源トランジェントによる誤動作
- ESDノイズ
- ハンドリングESD
- システムレベルESD
- EMC回路
- 配線を通すESD
- 直流再生
- マイコンの脆弱性
- WDT/PRUN
- オーバフロー
- 電子品質保証
- 電子品質保証プロセス
- ECUの品質保証
- 品質保証プロセス
- 半導体認定
- ECUの初期故障
- 電子部品認定
- 半導体の認定要件
- AEC Q-100
- 半導体の目標故障率
- システムLSIの検査率
- 半導体の安全設計
- HSWの安全設計
- システムLSIのESD設計
- 配線ループ
- 半導体ラッチアップ試験
複数名受講割引
- 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 30,400円(税別) / 33,440円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
- 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
- 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
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アカデミー割引
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