ICH E6 (R2) におけるQMSに対応したSOP見直しのポイント

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本セミナーでは、Sponsor/治験依頼者及びInvestigator/医療機関・治験責任医師に期待される、臨床試験におけるQMS構築の実際とICH E6 (R2) に対応したSOP見直しのポイントについて概説いたします。
また、ICH E6 (R2) ~ E6 (R3) に求められるSOP、理解しやすく改訂しやすい作成方法について解説いたします。

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プログラム

2016年11月の医薬品規制調和国際会議 (ICH) 大阪会議において、ICH-E6 (R2) のStep 4が合意され、臨床試験への品質マネジメントシステム (QMS;Quality Management System) の実装が、Sponsorの責務として明文化された。日本においては、2019年7月にICH-E6 (R2) のStep 5となるGCPガイダンスが改正された。さらに、GCP Renovationの議論も進んでいる。医療機関におけるQMSの実装も含め、臨床試験におけるQMS構築の推進が期待されている。  本セッションでは、Sponsor/治験依頼者及びInvestigator/医療機関・治験責任医師に期待される、臨床試験におけるQMS構築の実際とICH E6 (R2) に対応したSOP見直しのポイントについて概説したい。

  1. 臨床試験における品質マネジメントシステム (QMS) の課題とは
    1. 日本の治験・臨床試験における課題
    2. 治験依頼者における課題
    3. 治験実施医療機関における課題
  2. QMSの概要
    1. 要求事項の概要
    2. 要求事項の治験・臨床試験への応用
  3. 治験・臨床試験におけるQMSの実装
    1. 日本の治験・臨床試験におけるQMS実装の必要性とその効果
    2. 治験依頼者におけるQMSの実装 (企業治験の場合)
    3. 実施医療機関・治験責任医師におけるQMSの実装 (企業治験の場合)
    4. Sponsor-InvestigatorにおけるQMSの実装 (医師主導治験・研究者主導臨床研究の場合)
  4. 標準業務手順書 (SOP) とは
    1. SOPとは
    2. ICH E6 (R2) ~E6 (R3) に求められるSOPとは
  5. ICH E6 (R2) におけるQMSに対応したSOPの作成
    1. 文書・規定類の体系とSOP
    2. SOPの構成
    3. SOPライティング (理解しやすく、改訂しやすい作成方法)
    4. SOPの実装
    5. SOPの順守
  6. ICH E6 (R2) におけるQMSに対応したSOPの維持管理
    1. SOPの周知と教育
    2. SOPの改廃

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