本セミナーでは、アルミ合金などの金属やFRPの超音波接合について、更にはこれから産業で必要になる異材接合について、基礎的な知識から、筆者が今まで超音波接合関係で研究してきた専門的な内容 (アルミ合金、鉄鋼/アルミ合金の異材) まで幅広く、現場の技術者も理解できるように出来るだけ図表を用いて分かりやすく説明いたします。
超音波は、人には聞こえない周波数が20kHz以上の音波で、いろいろな分野で広く適用されています。例えば、魚群探知機、治療などの超音波検査いわゆるエコー検査、超音波洗浄、殺菌などです。工業的には、切削・切断、ドリル加工、砥粒加工などに適用されています。接合・溶着でも、ICチップ、ハーネスなどの微小部品で使われつつあります。その中で、主に超音波接合・溶着に絞って説明したいと考えています。 最近、超音波接合を用いて、パワーモジュール、フリップチップなどのように微細な金属部材を高精度で接合できるようにもなりつつあり、これからの接合技術だと考えられます。更に、今までは難しいと言われていた厚みのある材料にも超音波接合が適用できる目安が立っています (筆者らは、酸化膜が強固で接合が難しいアルミの超音波接合の研究をしています) 。 アルミ合金やCFRPの超音波接合は新しい技術として、今後、軽量化が進む自動車関係、航空機関係、車両関係および電子部品などで広く適用されていくと考えられます。 アルミ合金/鉄鋼などの異材超音波接合についてはまだ不明な点も多く、これからの新しい技術であると考えられます。 アルミ合金などの金属やFRPの超音波接合について、更にはこれから必要になる異材接合について、基礎的な知識から、筆者が今まで超音波接合関係で研究してきた専門的な内容 (アルミ合金、鉄鋼/アルミ合金の異材) まで幅広く、現場の技術者も理解できるように分かりやすく、説明します。
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