スピントロニクスの現状、応用事例と研究の狙いどころ

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本セミナーでは、スピントロニクスの基礎から解説し、代表的なスピントロニクス現象とその応用事例、今後の展望を詳解いたします。

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プログラム

電子の持つ電気と磁気の2つの性質を同時に利用するスピントロニクスはこの約30年で 急速に発展しており、その応用の代表例であるMRAMの市場規模は今後数年間で年平均約85%で成長すると予測されています。また、それに伴い人工知能や量子情報処理などの様々な応用展開も開けてきています。  本講座では、このスピントロニクスの基礎からスタートし、代表的な現象とその応用事例を紹介し、今後の展望を述べます。

  1. 知っておきたい磁性物理、スピントロニクス物理の基礎
    1. 磁性の起源
    2. 交換相互作用
    3. 磁気異方性
    4. 様々な磁性材料
    5. 磁化ダイナミクス
  2. 代表的なスピントロニクス現象
    1. 磁気抵抗効果
    2. 電流誘起磁化反転
    3. 磁性の電界効果
  3. スピントロニクスの応用事例
    1. 磁気センサ
    2. 磁気抵抗ランダムアクセスメモリ (MRAM)
    3. 人工知能、新しいコンピューティング
  4. 最近のスピントロニクス研究動向と今後の展望
    1. スピンオービトロニクスとSOT-MRAM
    2. 反強磁性スピントロニクス

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