R&D部門でのアジャイル型開発、リーン・スタートアップの活用・推進ポイント

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第1部. 製造業R&Dにおける 「アジャイル型開発」導入・推進のポイント

(2021年3月29日 10:00〜12:30)

 不確実な条件下で、確実に売れるものを、もっとすばやく・・という具合に、R&Dに寄せられる期待が増々高まっている昨今、製造業のR&Dにおいて“アジャイル”というキーワードが注目されています。元来、ソフト開発の分野で浸透してきた考え方ですが、「事業化に向けてチームの一体感を高めたい」「本当に顧客価値のあるものをつくりたい」といった各社R&Dの課題解決に向けて、ベクトルをあわせる旗印になりうるものだからです。  本セミナーでは、あらためてアジャイル型の開発の基本を学びながら、それに照らして、製造業のR&Dとして、開発プロセスやチームをどのように変えていくとよいのか、自組織・自テーマの変革イメージをつかみ、実務に活かしていただきます。

  1. アジャイル型開発の基本思想
    1. なぜ、製造業で“アジャイル型”の開発なのか
    2. 開発プロセスのパターンと特徴
    3. アジャイル型は通常の提案型と何が異なるのか
  2. アジャイル型のプロセスマネジメント
    1. アジャイル型に適したテーマとは
    2. 仮説検証計画作成上のポイントと留意点
    3. プランニングフェーズで検証活動の作戦をたてる
    4. スプリントはラーニングフェーズ (学習) と位置付ける
  3. アジャイル型のチームマネジメント
    1. スクラムチームとは
    2. スクラムチームマネジメントの基本型と代表的ツール
    3. 目指したいチームのあり方、スクラム編成の工夫
    4. アジャイル型開発にマインドセットするための習慣づくり
  4. アジャイル型開発スタイルの導入・展開
    1. 「うちはソフト開発じゃないから」に向き合うR&D革新構想
    2. 導入時の啓発とウォーミングアップ
    3. 幹部の巻き込み、スタッフの入り込み
  5. 変革課題の抽出と振り返り
    1. 変革課題の抽出
    2. 気づきのシェア

第2部. 研究開発へのリーン・スタートアップの活用とその進め方

(2021年3月29日 13:30〜16:00)

 製品ライフサイクルの短期化やIT技術の急成長、VUCA時代の到来により、従来までのトップダウンによる商品開発は限界を感じるようになってきました。このような状況において革新的な商品をいち早く立ち上げるために、リーン・スタートアップやアジャイルといった新しい開発手法を製造業へ活用した事例が取り上げられ、経営層からの期待も高まっています。  本セミナーでは、研究開発・商品企画組織が既存事業・商品のみにとらわれない新しい価値を生み出す研究開発テーマを創出し推進するために、デザイン思考やリーン・スタートアップを活用する方法、ソフトウェア開発に限らずアジャイル開発の良い点を製造業など研究開発に適用するポイントについて解説します。

  1. 現状を取り巻く環境の変化、解決への筋道
    1. 新規事業・新商品を創出のポイント
    2. 開発手法:ステージゲート法・デザイン思考
  2. 研究開発へのリーン・スタートアップ活用
    1. デザイン思考
    2. リーン・スタートアップ
    3. リーン・キャンバス
    4. 研究開発への リーン・スタートアップ 活用、その注意点
  3. ソフトウェア開発に限定しない研究開発へのアジャイル開発活用
    1. ウォーターフォール型開発
    2. アジャイル型開発
    3. リーン・スタートアップ×アジャイルによる商品開発の進め方
  4. リーン・スタートアップ型研究開発テーマ設定
    1. 狙うカテゴリー設定
    2. 市場ニーズ調査:顕在ニーズと潜在ニーズのポイント
    3. コア技術と保有技術の棚卸評価
    4. 未来予測
    5. リーン・スタートアップで示す研究開発テーマ企画
    6. 市場と技術の確度を示すMVP

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