「感性・感情・印象」の定量化、モデル化の最新研究と可能性

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本セミナーでは、生体情報を利用した感情・心理状態の推定技術について基礎から解説いたします。
また、生体情報と感情との対応、ストレスと感情・疲労と感情・快不快と感情の関係性、機械学習を利用した解析、推定事例を詳解いたします。

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プログラム

人間は誰しも「感性」をもっており、「感情」を表出したり「印象」を感じて意思決定や行動選択を行います。つまり、「感性・感情・印象」は人間の人間らしさの本質であるといっても過言ではありません。しかし、「感性・感情・印象」を定量的に捉えることは困難です。一方、情報技術、特に、人工知能技術の発展に伴い、人間と技術の共生の観点からは、様々な技術開発・商品開発においても人間の「感性・感情・印象」を十分に考慮することが一層重要となります。  そこで、本講演では、「感性・感情・印象」の評価・定量化・モデル化について研究事例を紹介しながら、技術としての展開の可能性を議論したいと思います。さらに、生体計測による心理状態の推定の可能性と応用についても議論したいと思います。

  1. 感性、感情、印象の定量化に向けて
    1. 感性・感情・印象の科学的定義
    2. 感性・感情・印象への情報科学的アプローチ
    3. 感性・感情・印象の評価・定量的測定手法
    4. 感性・感情・印象のモデル化手法
  2. 評価、定量化、モデル化に向けた測定手法 (事例紹介)
    1. 感性・感情・印象への心理学的アプローチ
    2. 印象のマルチモーダル評価
    3. 機械学習を用いた感性のモデル化
    4. 感情表出に関する脳機能モデリング
    5. ロボットとのインタラクションにおける「感」の共有
  3. 生体計測による心理状態の推定
    1. 生体計測と心理状態との関係
    2. 教育・学習文脈での心理状態の推定と学習支援の試み
  4. 感性・感情・印象の評価・定量化への可能性と課題

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