分離操作としての膜濾過法の基礎とプロセス設計

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本セミナーでは、分離工学における膜濾過理論について説明し、プロセス設計に必要な定量的な評価手法などをわかりやすく解説いたします。

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プログラム

液系の分離技術は、蒸留法や抽出法などの平衡分離と膜濾過法などの速度差分離に分けられます。膜濾過法は、細孔径によって逆浸透法/ナノ濾過法、限外濾過法、精密濾過法に分類され、水処理分野を中心に幅広く利用されています。濾過膜の性能は、濾過条件や液性状などの要因により複雑に変化しますが、それらは膜濾過理論で十分に理解することが可能です。  この講義では、基本的な膜濾過理論について説明し、プロセス設計に必要な定量的な評価手法を習得してもらいます。膜濾過理論では、非平衡熱力学モデル、濃度分極モデル、浸透圧モデル、細孔モデルを利用します。個々のモデルの説明だけでなく、相互の関連性についても分かりやすく説明します。

  1. はじめに
    1. さまざまな分離技術
    2. 膜分離法
  2. 膜濾過法の基礎
    1. 膜濾過法の分類
    2. 濾過膜の性能評価法
      1. 膜面積、透過流束
      2. 見かけの阻止率と真の阻止率
      3. ファウリング
    3. 濾過膜の性能解析法
      1. 非平衡熱力学モデル
      2. 濃度分極モデルと浸透圧モデル
      3. 細孔モデル
  3. 膜濾過プロセス
    1. 逆浸透法
    2. 限外濾過法
    3. 精密濾過法

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