GCP領域におけるクラウドを含めた資料の電子化保管、管理とバリデーション

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本セミナーでは、各極のCSV、電磁的記録・電子署名、データインテグリティ、TMFに関する規制・ガイダンスや指摘事項を踏まえ、eTMFを保管するために必要な運用方法及び技術的要件を詳解いたします。

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プログラム

電子的なTrial Master File (以下、eTMF) を、規制で定める保管期間を通じて、すぐに取り出せるよう保管することが求められています。EUでは、その保管期間が25年と定められました。保管するデータには、メタデータが含まれること、査察官が確認できるよう動的な状態で保管しておくこと、などが期待されています。自社で保管する場合、保管システムについてコンピュータ化システムバリデーション (以下、CSV) を行い、記録の管理に当たってはデータインテグリティの観点を考慮する必要があります。  他社と分担して保管する場合は、その会社との契約にも注意が必要です。本セミナーでは、各極のCSV、電磁的記録・電子署名、データインテグリティ、TMFに関する規制・ガイダンスや指摘事項を踏まえ、eTMFを保管するために必要な運用方法及び技術的要件を、馴染みが無い方を対象に分かりやすく解説していきます。  本セミナーでは、最近の技術動向及び規制動向に鑑み、データインテグリティの基礎、コンピュータ化システムバリデーションの基礎、電磁的記録・電子署名規制の基礎を踏まえ、eTMFに関する指摘事項例、eTMF保管において考慮すべき事項、eTMFシステムのバリデーションについて解説します。

  1. 記録の保管
    1. 保管すべき原データ
    2. eTMFに関する指摘事項
    3. eTMF保管における役割分担
    4. クラウドの利用
    5. システムベンダで保管すべき記録
    6. 動的データと静的データ
    7. データの長期保管
    8. eTMFシステムのバリデーション
  2. コンピュータ化システムバリデーション
    1. なぜCSVが必要か
    2. 三極のCSV規制・ガイドライン
    3. コンピュータ化システムの導入・開発
    4. コンピュータ化システムの運用
  3. データインテグリティ
    1. データインテグリティの要件
    2. ALCOA原則
    3. 各極ガイダンス
    4. データガバナンス
  4. 電磁的記録・電子署名
    1. ER/ES規制の背景
    2. 三極のER/ES規制
    3. 電磁的記録管理要件
    4. 電子署名管理要件

受講料

複数名受講割引

アカデミー割引

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