機械設計図面の検図は日常的に行われていますが、多くの企業においては出図前の図面チェックが主流になっています。設計者として基本的な作図方法をしっかり身に付けて、設計仕様を満足する設計図面を描くことが望ましいのですが、時間や納期の面から十分とは言えない状態で出図を余儀なくされているのが現状です。
設計仕様を理解し重要な設計のポイントを知ることで、設計製図力を格段に引き上げることは可能であり、要求仕様から構想設計、設計計算、製図のプロセスを理解することで、設計者の設計製図のスキルは大幅に向上します。
検図を検図担当者に任せるだけでは、設計者に必要な設計能力やスキルの向上は期待できません。本セミナーでは、機械製図の製図規格にもとづいた図面の描き方や図面チェックの演習を通じて、検図の考え方や検図の手法を学びQDC向上に貢献できる設計製図力や検図力の向上を図ります。合わせて、設計計算から図面寸法の決定のプロセスを理解し、要求仕様から設計製図に必要な検図の重要ポイントを学んでいただきます。
設計者としてまた、検図する側も知っておかなければならない品質トラブルや機械故障、災害を防ぐための設計製図手法及び、それら諸課題に対応した検図の重点ポイントについて実例を交えて説明します。
機械設計担当の方々から検図担当者、管理職をはじめ多くの方々の参加をお勧めします。生産性の高い、コスト競争力のある最適な設計図面の描き方や検図の手法について講師の経験をもとに丁寧にご説明いたします。
- 機械設計製図の検図法の基本
- 機械設計製図の重要ポイント
- 工程設計DR・設備設計DRのチェック機能が働いているか?
- 国家検定試験の図面の描き方
- 減速機の設計と図面の間違い
- QDC向上に対応した検図法
- 品質機能展開や原価目標に対処する検図法
- 品質保証や故障対策に対処する検図法
- 要求仕様や目標性能を反映した検図法
- 動力軸の設計図面から検図法を学ぶ
- 図面寸法の求め方
- 設計計算による軸寸法の決定 (演習)
- 動力伝達の設計プロセス演習から検図法のポイントを学ぶ
- 軸の作図と検図法 (演習)
- 出図前の検図の重点ポイント
- 顧客の要求仕様に適合していること
- 設計審査会は品質対策と故障対策が重点!
- 品質不良、設備故障の対策を設計に盛り込んでいるか?
- 出荷前判断基準に対応できていること!
- 安全性の評価に対応できていること!
案内割引・複数名同時申込割引について
R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 17,500円(税別) / 19,250円(税込) で受講いただけます。
- R&D支援センターからの案内を希望する方
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 30,000円(税別) / 33,000円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 35,000円(税別) / 38,500円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 52,500円(税別) / 57,750円(税込)
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- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 70,000円(税別) / 77,000円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 105,000円(税別) / 115,500円(税込)
ご用意いただきたいもの
作図 (スケッチ) で使用いたしますので、ご用意をお願いいたします。
- A4方眼紙 (数枚)
- 20cm定規 (プラスチック定規で可)
ライブ配信セミナーについて
- 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
- お申し込み前に、 視聴環境 と テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
- 開催日前に、接続先URL、ミーティングID、パスワードを別途ご連絡いたします。
- セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
- セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
- 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
印刷物は後日お手元に届くことになります。
- ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
- タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
- 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
- Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。