リモートSDVを中心としたリモートモニタリング導入とリモート監査の試み

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ICTを活用したリモート監査の研究が進められており、医療機関のシステムに外部からアクセスすることなく、従来と同等の監査業務を実現できる可能性が高まっています。
本セミナーでは、リモートSDVを中心としたリモートモニタリング導入の取り組みについて経緯や最新情報を共有するとともに、リモート監査モデルを紹介いたします。
リモートSDVおよびリモート監査に関する情報共有と参加者を交えた意見交換により、より適切なモニタリングおよび監査モデル開発のヒントを探ります。

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プログラム

モニタリング業務の効率化に関する議論が行われるようになって久しいが、リモートモニタリング手法の開発に大きな進歩は認められない。特にリモートSDVに関しては、一部の医療機関で実施体制が整備されたものの普及するには至っておらず、災害や感染症拡大等に伴う非常事態が発生した場合には、モニタリング業務への影響が避けられない。持続可能なモニタリング体制を構築するために、改めて実装可能なリモートSDV手法の検討が望まれている。一方で、Information and Communication Technology (ICT) を活用したリモート監査の研究が進められており、医療機関のシステムに外部からアクセスすることなく、従来と同等の監査業務を実現できる可能性が高まっている。  本セミナーでは、リモートSDVを中心としたリモートモニタリング導入の取り組みについて経緯や最新情報を共有するとともに、リモート監査モデルを紹介する。リモートSDVおよびリモート監査に関する情報共有と参加者を交えた意見交換により、より適切なモニタリングおよび監査モデル開発のヒントをさぐる。

  1. リモートSDVの取り組み ~経緯と現状~
    1. これまでのリモートアクセス
      • リモートSDV標準業務手順書コンセプト等
    2. リモートアクセスの考え方と手法
      • リモートアクセスと個人情報保護
      • リモートアクセスの分類
      • リモートアクセスのメリット・デメリット
      • 緊急時対応におけるリモートアクセスの注意点
      • リモートアクセスの取り組みについて
    3. リモートSDVの現状と課題
  2. 治験業務オンライン化の取り組み
    1. 国内IRBの対応
    2. 海外IRBの対応
    3. オンライン化の現状と課題
  3. リモート監査モデル
    1. GCP監査の現況
    2. リモート監査に対する懸念
    3. 最新のリモート監査モデル
  4. 総合ディスカッション

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