本講演の目的は、FT-IRを使用し始めた方や再度勉強してみようと思っている方を対象に、FT-IRの基礎的なことを確認することです。基礎的なことを確認することで、今まで以上にFT-IRを使いこなすことを目標としています。今まで何気無く測定していたFT-IRですが、測定方法は正しく理解していますか?同じようなスペクトル (結果) に見えるのだけどどこが違うの?どのようにFT-IRを活用していいかわからない…等、いっしょに考えていきましょう。
FT-IRのどのような測定方法を用い、それぞれの測定法からはどんな情報が得られるのか、解析はどう進めていくのか、解析のポイントは何か、という一連の作業について説明します。講座の中には、質問コーナーを設けております。気楽にご質問ください。
また、講座を受けられた方には、1案件のみ、講師にメールいただいてのスペクトル解析を行います。 (なお、スペクトルは、エクセルで読み込み可能なもの、およびSPファイルのみに限ります) この機会にひとつでも多くの疑問を解決し、日常の業務にお役立てください。
今回は、測定実習がありませんが、測定・解析してみようと思われる方は、測定実習を京都支社 (京都市下京区) で受け付けております。講師にご連絡ください。
- はじめに
- 大切な分析の視点とは
- 分析の中のFT-IR~その位置づけなど~
- FT-IRの基礎
- FT-IRとは
- 使用波長
- FT-IRから得られる情報
- FTIRでスペクトルが得られるまで
- FT-IRの縦軸
- 測定パラメータ
- FT-IRの測定方法
- 測定方法
- 本体-透過法の特徴と利用例
- 本体-反射法の特徴と利用例
- 本体-ATR法の特徴と利用例
- サンプリングと前処理
- きれいなスペクトルを得る
- スペクトルの解析 (その1)
- データベースの重要性
- データベースの作成し、使用してみる
- よく使われるスペクトルの処理とそれを使用した解析
- 検量線作成およびサンプルの定量
- スペクトルの解析 (その2)
- 構造解析
- ピークの細かな違いに注目
- ピークシフト
- ピーク強度比
- ピーク幅
- ピーク歪み
- まとめ
- 実際のFT-IR使用例
- 材料分析の例
- 異物分析の例
- 劣化分析の例
- 報告書の作成
- 一般的な報告書例
- 報告書作成上の留意点
- これやらないでね ~最低限知っておきたい、タブー集~
- 質問コーナー
- 講義のまとめ
案内割引・複数名同時申込割引について
R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。
- R&D支援センターからの案内を希望する方
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 40,000円(税別) / 44,000円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
- R&D支援センターからの案内を希望しない方
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)
ライブ配信セミナーについて
- 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
- お申し込み前に、 視聴環境 と テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
- 開催日前に、接続先URL、ミーティングID、パスワードを別途ご連絡いたします。
- セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
- セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
- 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
印刷物は後日お手元に届くことになります。
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- タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
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