第1部 環境負荷低減 (小型化、脱レアアース) を目指したEV用モーターの磁石材料の研究とその可能性
(2021年3月15日 10:20〜11:20)
- EV用モーターの動向
- 環境問題とEVの市場動向
- EVに使われるモータの材料
- 磁石材料の課題
- ネオジム磁石と小型化、脱レアアースの取り組み
- ネオジム焼結磁石
- ネオジム熱間加工磁石
- ネオジムボンド磁石
- レアアースフリーの取り組み
- 小型化・脱レアアースに向けた希土類磁石の新展開
- ナノコンポジット磁石
- Sm – Fe – N磁石
第2部 新磁石材料としての窒化鉄系材料のポテンシャルと現状について
(2021年3月15日 11:30〜12:30)
ありふれた元素で構成される窒化鉄系材料について、薄膜や粉末の磁気特性を中心に、技術動向を踏まえ新しい磁石材料としてのポテンシャルについて解説する。
- 強磁性窒化鉄材料とは
- 結晶構造
- 飽和磁化・磁気異方性
- 磁石材料としてのポテンシャル
- 窒化鉄材料における第三元素置換と磁気特性
- 磁気特性改善のための材料設計指針
- 磁気異方性の第三元素置換効果
- 磁気特性の熱安定性と第三元素置換効果
- 窒化鉄粉末の合成と結晶配向制御技術
- 間接合成法を用いた粉末合成
- 外場を用いた結晶配向と磁気特性
- バルク成型技術
- 既存磁石材料とのナノコンポジット効果
- 主導原理
- 窒化鉄粉末と既存磁石材料とのナノコンポジット技術
- ナノコンポジット磁石の磁気特性
第3部 鉄基アモルファス金属のモーターへの適用について
(2021年3月15日 13:20〜14:20)
アモルファス軟磁性合金が発見されてから50年近くが経過、省エネ化と地球温暖化対策の観点から普及が進む配電用変圧器、高周波変圧器、インダクタなどのパワーエレクトロニクス機器で広く用いられており、モーターへの適用事例も増えてきている。
本講座では、鉄基アモルファス金属のモーターへの適用事例をもとに、モーターに適用した場合の特性や取り扱いについて紹介する。
- 鉄基アモルファス金属とは
- 鉄基アモルファス金属の特性
- 鉄基アモルファス金属の製造方法
- 応用事例の紹介
- 鉄基アモルファス金属のモーターへの適用
- アモルファスモーターの検討の歴史
- アモルファスモーターの課題
- アキシャルギャップモーターへの適用事例
- ラジアルギャップモーターへの適用事例
- 今後の展望
第4部 希土類ボンド磁石とラジアル異方性リング磁石の技術動向
(2021年3月15日 14:30〜15:30)
- 熱間加工Ne – Fe – B磁石 に関して
- 製造プロセスなど
- 磁石特性に関して
- 形状/配向自由度に関して
- 円弧ラジアル配向磁石のIPMSM適用
- 設計のポイントなど
- 試作モータの評価結果
第5部 自動車用永久磁石の最新測定評価技術と課題
(2021年3月15日 15:40〜16:40)
近年ネオジム磁石は海外調達が急激に加速。 背景には外国性磁石の特性向上が一因であろう。 この背景の元、調達磁石の最適な測定評価方法 とその課題を中心に解説。
- ネオジム磁石
- 拡散磁石とは
- 拡散磁石の磁気特性
- 拡散磁石の最新評価技術
- 永久磁石の測定評価
- 直流BHトレーサ
- パルスBHトレーサと測定課題
- VSMと測定課題
- 着磁評価と技術
- 着磁特性評価
- 最新着磁方法
- IEC国際標準
複数名同時受講割引について
- 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 55,000円(税別) / 60,500円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 60,000円(税別) / 66,000円(税込)
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- 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
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アカデミック割引
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- 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
- 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
- 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方
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