コーティング剤の調整・塗布・乾燥における問題の解決

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塗料やインキに加え電極スラリーなど、コーティング液の調整から塗布乾燥までのプロセスにおいて、各局面で発生する問題について、その原因と対策を解説する。  紹介する単位技術としては、粒子の分散安定化、表面張力の調整、レオロジー特性の制御、およびそれらの評価技術である。対策では添加剤によるものを中心に紹介する。  化学が専門でない方にも理解してただけるよう、できる限りわかりやすく説明したい。紹介する実例では、塗料・インキ・電池・接着剤・UVフィルム・プラステックなどの例を取り上げる。

  1. 液の調整時の課題
    1. どのように粒子を分散安定化するか
    2. 粒子の沈降を防止する
    3. 主な湿潤分散剤の構造と特徴点は
  2. 液の塗布・乾燥時の課題
    1. 下地への濡れ不良と表面張力
    2. 汚染物によるはじきの不具合
    3. 泡の問題の解決には
    4. 形状を保持したい、たれの抑制
    5. 表面の平滑性を向上するには
    6. 表面調整剤にはどのようなものがあるか
  3. 膜の特性と評価
    1. スリップ性を上げたい
    2. 塗り重ねでの不具合
    3. 撥水性、反対に親水性のするには
    4. 擦り傷がつきにくくする
    5. 膜の評価方法
      • 透明性
      • 平滑性
      • 光沢
      • ヘイズ

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