抗ウイルス性能の評価・表示における各種規格・国内外規制の整理と対応

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本セミナーでは、ウイルスの基礎情報から、性能の測定・評価技術を事例を挙げて解説いたします。
国内外への販売を見据えた消費者への性能表示の方法や留意点、対応すべき各規格、規制の要求事項について詳解いたします。

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プログラム

コロナ禍で衛生意識の高まる中、抗ウイルス製品が求められています。ウイルスとは何か?という基礎情報から、抗ウイルス性能を測定する手法、抗ウイルス製品を開発するための評価技術について、実例を示しながら解りやすく解説する。抗ウイルス性はもとより安全性などを含む消費者への表示方法についても、例示しながら判りやすく説明することで、市場に受け入れられ易い抗ウイルス処理の普及を目指します。

  1. 抗ウイルスに関する基礎情報
    1. ウイルスとは何か
    2. 細菌との違い
    3. 代表的なウイルスとその分類
    4. ウイルスの増殖
    5. ウイルスはいろいろの基材表面や、温度条件でどのくらい活性を続けるのか
    6. 抗ウイルスのメカニズム
    7. 抗ウイルス剤はどのようなものがあるか
    8. 薬剤以外の物理的抗ウイルス手段は?
  2. 抗ウイルス性能
    1. どのようにして測定するのか
    2. 抗ウイルス性能測定の実例:試験の顕微鏡観察例を図示
    3. 抗ウイルス性能の表現方法
    4. 抗ウイルス性能試験方法
      1. プラスチック製品
        • ISO 21702のみ
      2. 繊維製品
        • JIS L 1922
        • ISO 18184
      3. 光触媒製品
        • JIS R 1706
        • JIS R 1756
  3. 抗ウイルス性能評価
    1. 抗菌製品技術協議会 (抗技協)
    2. 繊維評価技術協議会 (繊技協)
  4. 各種規格
    1. 安全性規準
    2. その他の規準 (持続性等)
  5. 抗ウイルスの標榜
    1. 抗菌製品技術協議会 (抗技協)
    2. 繊維評価技術協議会 (繊技協)
  6. 国外規制の整理と対応
    • ISO 21702
    • ISO 18184 (上記2.4項で説明)
    • ISO 18061
    • ISO 18071
    • 抗ウイルス製品の概念が定着していないことを説明し、 抗菌製品に関するEU、中国などの動きについて説明する

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