酵素などの生体認識素子をデバイス素子として用いる「バイオセンサ」について、新たなアイデア発想により開発した「ウエアラブルデバイス」、「キャビタス (体腔) センサ」、「生化学式ガスセンサ&探嗅カメラ (イメージング) 」さらには「アクチュエータ」、「人工臓器」について紹介し、今後の先制医療への応用も含めて解説する。
- 医療分野におけるバイオセンサの必要性
- バイオセンサの原理と種類
- 酵素型バイオセンサの測定系
- 性能評価 (選択性、定量性、検出限界、寿命、再現性、バラツキなど)
- 近未来のバイオセンサ
- 半導体プロセスを用いたバイオセンサ
- ウエアラブルバイオセンサ
- ソフトコンタクトレンズ型バイオセンサ
- 生体適合性材料を用いたバイオセンサ
- 涙液成分計測による非侵襲血糖評価の可能性
- 眼部からの経皮ガス計測
- 生体由来揮発性化学成分の高感度バイオセンシング
- 口臭成分計測用バイオセンサ
- 光ファイバー型バイオセンサ
- バイオセンサ技術を応用した揮発成分の可視化計測
- バイオセンサ技術を利用した人工臓器システム
- 自律血糖制御システム (人工すい臓)
- 今後の先制医療&予防医療