第1部 今後の自動車と求められるプラスチック材料の動向
(2021年1月26日 12:20〜14:20)
環境に対して後ろ向きとされていた日本も、菅首相は2050年に温室効果ガス排出実質ゼロの宣言を行った。これまで遠い目標に見えた2050年の姿に向かって具体的な解決策を実行していく段階に進んだ。その中でも自動車に対しては世界も動き出しているだけに期待も大きい。
今後の自動車はどのようになるのだろうか。それに対してプラスチック材料で求められる姿はどのようなところにあるか。電気自動車には何が求められ、軽量化への取り組みでは何が効果的に役目を果たせるだろうか?CFRPは自動車構造への革命をもたらすであろうか?一方では内装材料としてプラスチックに求められることはどのようなところがあるのか?将来をみながらプラスチックへの期待について話してみたい。
- 自動車を取り巻く状況
- 自動車に使われるプラスチックの推移
- 開発のキーワードはCASE
- 年温暖化効果ガス実質ゼロの衝撃と次世代車
- 温暖化効果ガス実質ゼロはどんな姿か?日本の戦略は?
- 温暖化防止に向けた次世代自動車は?
- 電動化に対してのプラスチックの適用
- リチウムイオン電池へのプラスチック
- 高熱伝導絶縁材料
- 軽量化に対してのプラスチックの役目
- モジュール化へのプラスチック
- CFRPによる軽量化
- マルチマテリアルへの期待と接着剤の貢献
- 内装用プラスチックは高級化への期待
- 高触感への取り組み
- 美観を演出するプラスチックy
- 付加価値を付加する
- まとめ
- 今後のエネルギーは?
- 今後の自動車は?
- 今後のプラスチックは?
第2部 自動車分野における高分子複合材料技術動向とマルチマテリアル化展望
(2021年1月26日 14:30〜16:30)
自動車を取り巻く環境の変化を理解し、将来の自動車の姿を予想すると、その構成材料のあるべき姿が見えてくる。
CO2環境問題に対し軽量化は必須でありCFRPを中心とした複合材料やALのような軽量材料が注目される。ただ、2030年以降は、軽量化だけではなく、本格的なLCA対応が急務になると考えられ、天然由来のCNF (セルロースナノファイバー) 複合材料なども注目されるはずである。ただ、単独系の材料では、要求を満足することはできず、適材適所を基調とするマルチマテリアルが極めて重要な位置づけとなることが予想される。その動向と展望をまとめた。
- 自動車を取り巻く環境の変化 (2030年)
- 自動運転の地域社会に適合したモビリティ
- モビリティだけではなく、将来のビジネスモデルに挑戦
- 自動車構成材料の動向
- 鉄はいまだに主要材料
- 軽量材料 (AL、樹脂、高分子複合材料) に注目
- マルチマテリアルによる緊急対応 (~2030年)
- 緊急課題と軽量化
- マルチマテリアルの必要性と現状
- マルチマテリアルの本格的LCA追求 (2030年~ )
- 本格的LCA (CO2排出量低減) の追求
- マルチマテリアルの本格化と課題
複数名受講割引
- 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 30,400円(税別) / 33,440円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
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- 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
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アカデミー割引
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