国内外における食品用容器包装および器具・接触材料の法規制の動向と必要な対応

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本セミナーでは、食品接触材料製品の海外・国内動向に基づき、関連企業が今後取り組むべき課題を整理して紹介いたします。
また、大きな社会問題になっている海洋プラスチックごみ問題を含めて紹介いたします。

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プログラム

食品接触材料の管理制度はポジティブリスト (PL) が主流になりつつある。世界で初めて設立されたPL制度は1958年米国FDAによる申請認可 (FAP) 制度であり、この制度は一定期間で事実上認可が得られる2000年届出 (FCN) 制度に発展した。  一方EUは20数年の検討を経て2011年プラスチック規則 (PIM) を公布した。その原理が明確であったため発展途上国を含め各国に広がり事実上世界標準となっている。中国はこのPIMの原理に基づき国家標準を整備してきた。日本政府はこうした国際動向を踏まえ、米国と欧州の制度を比較参照しながら新たなPL制度を設計した。この制度は2020年6月1日に施行された。  本セミナーではこうした食品接触材料製品の海外国内動向に基づき、関連企業が今後取り組むべき課題を整理して紹介する。また本セミナーではこの間大きな社会問題になっている海洋プラスチックごみ問題を含めて紹介する。

  1. ポジティブリスト制度とネガティブリスト制度
  2. 米国
    • 食品接触材料申請登録 (FAP) 制度
    • 届出 (FCN) 制度
  3. 欧州
    • プラスチック規則 (PIM)
    • ガイドライン
    • 欧州プラスチック戦略と規制案
  4. 中国
    • 食品安全法と施行条例改正案
    • 食品安全国家標準と改正案
    • 食品接触輸入製品申請登録制度
  5. 韓国
    • 食品衛生法と輸入食品安全管理特別法
    • 器具・容器包装関連法制度の改正方針
    • 輸入器具・容器包装の申請登録制度
  6. 台湾
    • 輸入器具・容器包装の届出制度
  7. 日本
    • 食品安全基本法と食品衛生法
    • 衛生協議会の自主規格と確認証明制度
    • 食品用器具及び容器包装のPL制度
  8. プラスチック包装材料の環境問題
  9. 日本企業における対応の注意点

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