高度情報化社会を先導する次世代ディスプレイ技術と今後の展望

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情報化社会が進展していく中で、人と情報の仲立ちをするヒューマンインタフェース技術の役割がますます重要となっている。これまでもヒューマンインタフェースとしてのディスプレイ技術が、エレクトロニクス産業や情報サービスを牽引しており、液晶などのフラットパネルディスプレイがノートパソコン、大画面薄型テレビ、携帯電話/端末を創出してきた。それらの技術革新の結果として、人のライフスタイルも大きく変革されてきた。  その一方、昨今、新たな方向のエレクトロニクス技術として、有機材料であるソフトマターを基にしたフレキシブル・プリンタブルエレクトロニクスが注目されており、生産性の向上、工程の簡素化、大面積化への適用性、製造コストの削減、環境負荷の低減などの観点から、画像電子デバイスへの応用展開も期待されている。  そこで本講演では、液晶や高分子などのソフトマターを用いたヒューマンインタフェースの研究例として、筆者らの取り組みを中心にして紹介する。ここでは特に、画面の収納・携帯・意匠の自由度を拡大して高臨場感を提供するフレキシブルディスプレイ、どこにでも貼り付けて使用できてアンビエント情報サービスを先導するストレッチャブルディスプレイ、奥行きを疲労なく自然に提示できるホログラフィック立体ディスプレイ、各種のヒューマンインタフェース関連技術について概説する。

  1. はじめに ~情報化社会の深化とヒューマンインタフェース~
  2. 情報ディスプレイと人間科学の関わり
  3. ソフトマターによる光/電子デバイスの機能開拓
  4. ディスプレイ技術の革新
    1. 次世代フレキシブルディスプレイ
    2. ストレッチャブルディスプレイの要素技術
    3. ホログラフィック立体表示の基盤技術
    4. トランジスタ用高移動度有機半導体の単結晶形成
  5. スマートウインドウへの展開
  6. 高感度圧力センシングへの応用
  7. ミリ波通信用液晶デバイス
  8. むすび ~ソフトマター応用の将来展望~

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