第1部. 工場へのワイヤレスIoT導入・運用とネットワーク構築のポイント
(2021年2月8日 10:00〜14:45)
第四次産業革命時代においては、IoT/AIによる改善/改革は避けることはできない必須項目です。IoT/AI (人工知能) を工場に適用するうえで、重要なポイントは通信ネットワークの構築です。特にワイヤレス (無線) 通信は対応方法が難しく、導入/運用に苦労している企業が多数あります。導入は、目的にあった最適な方法を選択することが重要ですし、将来の拡張性やセキュリティを意識する必要があります。特に最近は、5G (第5世代移動通信方式) が注目されており、長期的な視点での理解が必要です。
当講演では、工場やプラントへIoT/AI導入のコンサルタントとして活躍している講師が、上記のワイヤレスIoT導入・運用とネットワーク構築のポイントについてわかりやすく解説致します。
- スマート工場におけるネットワーク:無線通信の基礎と動向
- 無線通信の基礎 (関連する知識と周波数帯)
- 無線通信のメリット/デメリット
- 無線通信の動向と標準化
- クラウドとエッジコンピューティング
- プラントにおける通信環境の構築
- 各無線通信の技術と工場への適用
- Bluetooth/NFC (Near Field Communication) /RFIDとは?
- 工業無線の活用方法
- ISA100.11a
- WirelessHart
- Zigbee
- LPWA の特徴
- 5G (第5世代移動通信方式) とローカル5G
- 5Gを超えるWi-Fi – 7 (IEEE 802.11be)
- ワイヤレスIoT導入・運用とネットワーク構築のポイント
- 工業用無線の要件の明確化
- トラブル事例と対応方法
- セキュリティ対策 (階層構造と多層防御)
- 監視/運用のポイント
- システムベンダー (ネットワークメーカー) との役割分担
第2部. 工場内ワイヤレスIoTの導入と活用、運用面へのセキュリティ対策について
(2021年2月8日 15:00〜17:00)
工場内の製造・加工装置・機器が急速にIoT・インテリジェント化し、稼働状態や機器のアラームなどがネットワークを介して受け取れる環境が充実し始めている。しかしながら工場内の全てが最新機器という状況は稀なので、レガシー機器からのデータ採取の手段が課題になる事も多い。その上にネットワーク環境に関しては既存レイアウトの問題で多様化する製造ニーズに迅速に対応できない状況にある事が多い。
今回の講義では、工場内のワイヤレス化を目的別にどういうネットワークを想定して進めて行けばいいか、先行する事例を踏まえてケースバイケースでの活用方法について導入から運用、セキュリティ面でのポイントを解説する。
- 工場内におけるワイヤレスIoTニーズ
- 無線環境の適否について
- データ取得から応用までの流れ
- データ取得の目的別ネットワーク選定
- ワイヤレス接続の種類と適用領域
- 特徴を生かしたユースケース例
- 工場内への5G活用指針について
- 技術実証と適用タイミング
- 既存環境からのマイグレーション
- IoTデータ管理プラットフォーム
- エッジとクラウドの相互活用環境
- 工場ネットワークのセキュリティ対策
- 投資対効果とのバランス判断
- 富士通における工場ネットワークの活用例
- ピッキングエリアでの活用例
- 組立現場での活用例
- 逐次変化のあるモノの所在管理例、など
複数名同時受講割引について
- 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 55,000円(税別) / 60,500円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 60,000円(税別) / 66,000円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 110,000円(税別) / 121,000円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 165,000円(税別) / 181,500円(税込)
- 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
- 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
- 他の割引は併用できません。
アカデミック割引
- 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)
日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。
- 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
- 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
- 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
- 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方
ライブ配信セミナーについて
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