ここ数年、市場規模が飽和傾向にあるスマホだが、AMOLED搭載が進み、高速5G対応機種も増加している。また、搭載カメラはMulti化が進み市場規模が拡大すると共に、DSCを凌駕する高画質を実現し「デジカメ」と言えば「スマホ」が当たり前になっている。他方、車載用で多数のカメラにより自動車の安全性を高めるADAS (先進ドライバー支援システム) の普及に止まらず、より多数のカメラによるAI技術搭載自動運転車の普及も急激に進んでいる。その背景には、新型コロナ禍の影響により打撃を受けた自動車業界が、その打開策として再生可能エネルギーによる「クリーンで廉価」な電力を有効活用する自動運転技術搭載BEVの開発が欧米、中国で加速されている事がある。自動運転は、ADAS以上にカメラの果たす役割が高く搭載数の増加だけでなく感度・解像度向上も必須である。さらに、急増する車載カメラを「目立たなく」するため小型化、複合化、多機能化など要求仕様・機能は多様化する。
本講演では、IoT社会本格化に続く、スマホカメラの高機能化進展、車載用イメージセンサ・カメラの市場・業界・技術動向などを解説する。
- 新型コロナの影響で急加速するBEVの普及、自動運転技術の本格化
- 通信、移動・Logistics、エネルギーインターネット上に構築されるIoT
- 再生可能エネルギー普及促進で欧州・中国で本格化するBEV
- ~350kW高速充電網設置加速で進む欧米のBEV市場拡大
- それぞれの特性を活かし、欧米、中国で進むBEVとFCVの住み分け
- 世界の潮流はADASから自動運転へ
- 国連宣言を受け、急激に普及拡大したADAS
- 世界的に統一された自動運転Levelの定義
- 自動運転で覇権を狙う国際道路交通法の縛りがない中国
- 自動運転実現には必須、車載AI/ Deep Learning 機能
- 自動運転実現を加速するOpen Platform自動運転技術の業界への進展
- スマホカメラ・ディスプレイの動向、車載用への転用進む
- スマホの登場がConnected Car本格化への原点
- スマホカメラの5つの世代と車載カメラに移植された技術
- スマホで搭載拡大が進むAMOLED、車載用への転用の可能性
- 車載カメラ・レンズの要素技術
- 車載カメラが果たす安全機能
- 車載カメラ関連市場動向
- 車載カメラ用レンズへの要求特性
- スマホSecurity用、医療機器で採用が拡大するWLO、車載Sensing用への応用の可能性
- WLOリフローカメラで実現する多機能カメラモジュールの事例
- 車載CMOS Image Sensorに要求される機能
- 明暗差が大きい環境に対応した「Real Time HDR」機能
- LED標識、他車LEDライトに対応した「フリッカ抑制」機能、HDRとの併用
- 夜間歩行者検出を可能にする0.005lx 出画超高感度機能
- ADASの精度向上、自動運転実現で重要な役割を果たすNIR Sensor
- SoC処理能力向上により多画素・高解像度Sensing Camera新規市場投入開始
- 0lxでも撮像可能、自動運転には必須なFIRカメラ、そのコスト低減技術
- IoT社会本格化を目指す動向
- 家庭用IoTは高度なInteraction性を実現した音声認識が本命
- AIの高度化を進める業界動向
- IoTの高度化を推進するAR/ VR技術高度化のため必須なカメラ機能
- 各種製品に最適なディスプレイ解像度
- IoT社会のカメラとAIの相互作用は『現代版カンブリア爆発』である
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- 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
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