第1部 脱プラスチックを可能にする水性紙塗工用エマルション
(2021年2月5日 10:30〜12:10)
脱プラスチックの推進を目的に、ポリエチレンラミネートが示す耐水性、耐油性、水蒸気バリア性、ヒートシール性を発現し、安全性面においては厚生労働省のPL、アメリカのFDAに適合した水性エマルションについて紹介する。
- プラスチックゴミの現状
- プラスチックゴミの近況について
- プラスチックゴミの対策について
- ポリエチレンラミネートの役割
- ポリエチレンラミネートの機能/安全性について
- 水性コアシェルエマルション
- 製造方法、特徴、機能について
- スチレンアクリル系耐水/耐油性エマルション
- 耐水性について
- 耐油性について
- ヒートシール性について
- オールアクリル系耐水/耐油性エマルション
- 耐水性について
- 耐油性について
- ヒートシール性について
- ブロッキング性について
- ブロッキング対策と2液処方について
- 水蒸気バリア性エマルション
- 水蒸気バリア性の発現メカニズムについて
- 水蒸気バリア性について
- 耐水、耐油、ヒートシール性について
- 水性エマルションの離解性について
- 水性エマルションの法規制について
- 水性エマルションの組み合わせによる最適処方について
第2部 紙素材への機能付与と容器包装分野での応用事例
(2021年2月5日 13:00〜14:40)
すべての産業界において、「サステナビリティ」「気候変動」「廃棄物問題」は、地球環境における普遍的な課題として挙げられる。本講座の前半では、パッケージに関するこれら課題の世界的な動向、紙素材の特徴と環境特性、包装に求められる機能を説明する。前半で説明した背景や基本情報を踏まえて、後半では紙をベースとした容器・包装の開発事例を紹介し、課題解決に対する紙の貢献可能性について述べる。
- 包装を取り巻く環境
- 環境に関する世界的な課題
- 海外の動向
- 国内の動向
- 包装における紙素材の特徴
- 原材料の特徴
- 環境特性
- 容器・包装の紙化の意義と方向性
- 包装に求められる機能
- 包装の基本機能
- 新しい包装技術
- 紙をベースとした容器・包装の開発事例
- 紙素材の機能付与技術
- 高機能紙素材の開発事例① バリア紙「シールドプラスR」
- 高機能紙素材の開発事例② ヒートシール紙「ラミナR」
- 化粧品・トイレタリー向け紙容器の開発事例 差し替え式紙容器「SPOPSR」
- 海外の開発事例
- おわりに
第3部 液体紙容器の高いバリア性と長期保存性
(2021年2月5日 14:50〜16:30)
液体紙容器のカテゴリー別の内容を説明したうえで、常温保存型容器 (ハイバリア性容器) の仕様・製造プロセス・充填方法、更には、環境側面において当社事例を交えながら、基本的な事項を学ぶ。
- 液体紙容器の分類
- バリア性での分類
- 形状での分類
- 液体紙容器の仕様と構造
- 仕様と構造 (バリア層に関して)
- 製造プロセス
- 注出口
- 液体紙容器の充填
- 充填方法の種類
- 充填工程
- 充填機の紹介
- 液体紙容器の長期保存
- バリア性
- 官能特性
- 液体紙容器の環境側面
- 容器包装リサイクル法との関連
- 環境配慮仕様
複数名同時受講割引について
- 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 50,000円(税別) / 55,000円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 55,000円(税別) / 60,500円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)
- 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
- 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
- 他の割引は併用できません。
アカデミック割引
- 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)
日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。
- 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
- 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
- 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
- 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方
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