樹脂臭、プラスチックのガス・においにおける透過メカニズム、測定・評価とバリア材の活用

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本セミナーでは、バリアプラスチックの基礎からバリア性発現メカニズム、透過性測定手法、および食品包装、保香包装、燃料システム等への活用事例について説明いたします。
なお、実データや活用事例では、代表的なガスバリア材料であるEVOHを中心に説明いたします。

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プログラム

容器包装に求められる重要な機能にバリア性があり、外部からの酸素侵入による内容物の酸化劣化防止をはじめ、外部からのコンタミネーション、臭気、等の侵入防止、あるいは、内部の香気成分、有効成分、等の揮散防止が求められる。  本セミナーではバリアプラスチックの基礎からバリア性発現メカニズム、透過性測定手法、および、食品包装、保香包装、燃料システム等への活用事例について説明する。 なお、実データや活用事例では代表的なガスバリア材料であるEVOHを中心に説明する。また、バリア包装を取り巻く最近のトレンドとして、食品ロス削減や環境対応についても触れたい。

  1. バリアプラスチックについて
    1. バリアの目的
    2. 各種プラスチックとバリア性
    3. ガスバリア性発現機構とバリア性に影響する要因
    4. 多層構造体のガス透過速度
  2. 保香性包装材料
    1. 香気成分バリア性
    2. 香気成分、薬効成分の非吸着性
    3. バリア材EVOHの香気バリア、非吸着用途への活用事例
    4. バリア材を用いた有害成分の移行防止
  3. バリアプラスチックの燃料システムへの応用
    1. プラスチック製ガソリンタンクの特徴とバリア材EVOHの活用
    2. バイオ燃料への対応
  4. ガス透過性の測定技術と評価方法
    1. 測定方法の種類と特徴
    2. 酸素透過速度シミュレーション
  5. 高ガスバリア性樹脂を用いた共押出多層成形フィルム・容器
    1. バリア材EVOHの特徴と用途展開
    2. 用途毎の最適EVOH銘柄の選定と包装設計
  6. バリア包装を取り巻く最近のトレンド
    1. フードロス削減に貢献するバリア材料
    2. 環境対応型包装向けバリア材料

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