ニューノーマル時代におけるヒトの感性価値評価と活用方法

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第1部. 感情認識AIを活用した感性の定量化と活用方法

(2021年1月18日 10:30〜12:00)

 近年のAI技術の進化によって、人間の内面の可視化が進むことへの期待感が増しています。実際、弊社でも表情認識AIおよびそれを発展させた印象評価AIなどを開発しており、実際にプロダクト化が実現したものもあります。  そもそも「感情」とは何か、それを感じる「心」とは何か、「感性」とは何か、についての最新の考え方をご紹介しつつ、AIの技術や、背景となっている理論のご説明、活用事例の紹介を踏まえて、最前線の論点についてみなさまと考えを深めていければと考えております。

  1. 自己紹介/会社紹介
  2. 感情認識AIの種類と特徴
  3. プロダクト紹介
    • 感情認識AIの概要
  4. 表情の感情認識AIの理論的背景
  5. 感情とはなにか
  6. 心の問題
  7. 何ができて何ができないのか
  8. 印象とは何か (感性とは何か)
  9. 活用事例/プロダクト紹介
    • ロールプレイングAI
    • 印象評価
    • 学習効果
    • 満足度評価
  10. 活用のこつ
  11. 感情認識AI発展の展望

第2部. 主観的な価値基準で行動する消費者と科学的検証

(2021年1月18日 13:00〜14:30)

 つくり手は商品・サービスの性能や品質を現実と考えていても、消費者が考える現実は知覚にある。デザイン等の感性的要素だけでなく、消費者の置かれている環境によって、解釈・購入行動が変化する。それを踏まえ、消費者の知覚上で科学的な検証をしなければ、企業と消費者の認識の乖離は埋まることがない。マーケティングにおいては、純粋に商品・サービスの価値を高めることに加え、消費者の認知を文脈によって導き、少ないコストで自社商品・サービスの差別化や優位性を確保する視点も重要である。  本講演では、消費者がいかに主観的に判断しているか事例を通じながら紹介し、それを踏まえた上であるべき科学的な意思決定について述べる。

  1. 主観的に価値を判断する消費者
    1. 技術や品質等の機能的価値から、デザイン・経験等の感性的価値へ
    2. 商品の性能をも超える色・音・香りの影響力
    3. 事実と異なり、主観的解釈が加わる消費者の記憶
    4. 消費者の認知バイアスを誘発する文脈効果
    5. ブランドネーム、ブランドカラー、価格設定の影響に関する研究事例
  2. 消費者の知覚に基づく科学的意思決定
    1. 決められない日本企業の会議の原因
    2. 意思決定に必要な材料は因果効果
    3. 成功事例をマネしても上手くいかない理由
    4. 科学的検証の代表的な手法:ランダム化比較試験と傾向スコア
  3. 人工知能や5G等の最新技術とコロナが価値づくりに与える影響

第3部. 脳波による世界初リアルタイム感情認識とその応用例

(2021年1月18日 14:45〜16:15)

  1. 人の感情とホルモン
  2. 生体信号と脳波
  3. 脳波と心
  4. 感性認識
  5. 感性のリアルタイム識別
  6. 感性情報を用いた新たなマーケティング
  7. 感性情報を用いた「美味しい」評価
  8. 多数企業の実応用例

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