プラスチック射出成形の基礎とトラブル対策

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本セミナーでは、プラスチック成形に長年携わってきた講師がプラスチックの成形不良について発生原因ごとに対策を解説いたします。

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プログラム

プラスチックはあらゆる産業で使用されています。金属やガラスなどの代替材料として技術開発が進み、プラスチックの生産性の良さ、軽量化、低コスト化などのメリットを享受して大量生産がされています。  プラスチック成形品の市場 (特に国内市場において) は、成形品への要求仕様・品質が厳しくなっているなか、今後もさらに難しい成形品が多くなることは必須です。その状況で、プラスチックの成形不良の低減・生産性向上をするためには プラスチック成形の原理・技術にもとづいた対策が必要です。

  1. プラスチック成形不良の概要
    1. 成形品不良とその種類
    2. 成形品の主な不良要因
  2. プラスチック材料の基本と種類
    1. プラスチックの基本
      • 熱可塑性と熱硬化性の違い
      • 結晶性と非晶性の違い など
    2. プラスチックの種類
      • 汎用
      • エンプラ
      • スーパーエンプラなど
  3. 射出成形の基本と原理
    1. 射出成形技術の基本
    2. 可塑化・計量工程
    3. 射出充填工程
    4. 保圧・冷却工程
    5. 取出し工程
  4. 製品設計のポイント
    1. 寸法不良を考慮した製品設計
    2. 変形、そりを考慮した製品設計
    3. 外観不良を考慮した製品設計
  5. 金型設計のポイント
    1. 金型構造の基本
    2. ゲート周りの設計
    3. ガスベントの考え方
    4. その他 成形品の離型など
  6. 周辺設備選定のポイント
    1. 射出成形成形機
    2. 材料乾燥機
    3. その他周辺機器
    4. 作業環境 (クリーンルーム)
  7. 成形不良の原因と対策
    1. バリ
    2. ショートショット
    3. ひけ (シンクマーク)
    4. 反り・変形
    5. ウェルドライン
    6. フローマーク
    7. ジェッティング
    8. 気泡 (ボイド)
    9. シルバーストリーク
    10. ガス焼け
    11. 樹脂焼け
    12. 黒点
    13. 光沢不良
    14. 白化 (クラッキング)
    15. すり傷
    16. 金型取られ
    17. 真空密着
    18. 寸法不良
  8. 質疑応答
    • 具体的な不良課題をお待ちしています。

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