Withコロナ時代のイノベーション創出活動と仕掛け

再開催を依頼する / 関連するセミナー・出版物を探す
オンライン 開催

日時

中止

プログラム

第1部. ピンチをチャンスに変える DX起点の新機軸研究開発テーマ創出

(2021年1月20日 10:30〜12:00)

 COVID-19・全世界でのパンデミック発生のインパクトにより、多くの業界でこれまで堅調であった現事業の業績は落ち込んでいます。現事業にとってはピンチの状況ではありますが、新事業開発・新技術開発という観点では、お客様の価値観が大きく転換している今こそが大きなビジネスチャンスとなります。お客様の価値観の転換の顕著な例として、非対面の商談・コネクトレスエコノミーが進展し、デジタル化が遅れているとされてきた日本の産業界においてもDX (デジタル・トランスフォーメーション) の取り組みが急速に進展しています。その一方で、現場情報の単なるデジタル化・可視化では現場の改善小集団活動の域から脱却できず、DXの本来の目的である企業のビジネスモデルそのものの変革には繋がりません。  そこで、情報の「可視化」のみのDXから脱却し、情報の「価値化」による新しいビジネスモデル創出をどのように実践するのか、その成功の鍵について、AI/IoTを起点としたビジネスモデル構築支援で多くの実績をもつ経験豊富なJMACコンサルタントが実際の事例を交えながら解説致します 。

  1. 現場課題解決のみのDXからの脱却、価値創造領域のDXの考え方
  2. モノ/サービスの提供ではなく、お客様の困り事を解決することで対価を得る
  3. お客様の困り事を起点とした新事業開発・新技術開発は リーンスタートアップ開発となる
  4. CPS (サイバーフィジカルシステム) の進展に見る AI/IoT技術活用の実態
  5. データの「可視化」のみから脱却、データの「価値化」とは
  6. データの「価値化」によるビジネスモデルの変革事例ケーススタディ
  7. ビジネスモデル検討のフレームワークとミニ演習
  8. DX起点のビジネスモデル変革の成功の鍵とは
  9. DX戦略立案の企業の実践事例のご紹介
  10. 実践企業におけるコンサルティングプログラムのご紹介

第2部. オンラインでのワイガヤによる 新事業テーマの創出と留意点

(2021年1月20日 12:45〜14:15)

 近年、多くの企業でイノベーションを目指して新規事業創出活動が盛んにおこなわれておりますが、「アイディアは出るが事業にまではつながらない」という声も多く聞こえてきます。私たちHondaでは、2016年から知財部門がアイディア創出活動に取り組んできました。活動の初期には同様の悩みがありましたが、その解決のブレークスルーとなったのが私たちHondaのワイガヤ文化でした。しかし、現代においてワイガヤの実施は難しい面があります。そこで私たちは、従来のワイガヤを行動科学で再構築したアイディア創出プラットフォーム”YG Innovation Facilitator”を開発しました。YG Innovation Facilitatorはオンラインでも変わらず活用可能であり、2020年4月の非常事態宣言後まもなく、Hondaはオンラインのワークショップを開催し、現在も進化を続けております。  本講演では、Withコロナ時代をイノベーションにつながるチャンスと捉え活動するHondaの取り組みを紹介いたします。

  1. Hondaのワイガヤ
    1. Hondaのワイガヤの歴史
    2. 誤解されがちなワイガヤの本当の姿
  2. なぜ失敗する新事業・新サービス開発
    1. Hondaの知財部門の取り組みから見えたこと
    2. 陥りがちな”悪しきワイガヤ”の罠
  3. ワイガヤを行動科学で再定義「YG Innovation Facilitator」
    1. 行動科学で紐解くHondaのワイガヤ
    2. ワークショップ自体にイノベーションを
    3. 行動科学で設計するワークショップ (体系的枠組み)
    4. 心理学で設定するワイガヤできる場
    5. カニ缶とカニカマ
  4. Withコロナ時代のワイガヤ
    1. Hondaのオンライン版YG Innovation Facilitatorワークショップ
    2. 働き方の変化はチャンス
    3. オンラインで進化し続けるYG Innovation Facilitator
  5. 最後に
    1. イノベーションに取り組むみなさまに

第3部. コロナ渦だからこそ必要になる ニューノーマルなオープンイノベーションを活用した生き残り戦略

(2021年1月20日 14:30〜16:00)

 withコロナ時代を迎えて、いよいよ本格的な事業転換を余儀なくされる企業が多数増大しています。コロナによりDX化が5年早まったと言われますが、これはイノベーションを小さなレベルから育てていくという時間はなくなったということです。つまり、今すぐに大きな事業転換を図るやり方が必要とされているということに他なりません。NTT DATAで世界20都市とのオープンイノベーションを7年間実施してきた経験を活かして、日本企業がこの機会を活用して更に飛躍できるためのヒントをお話しさせて頂きます。

  1. withコロナ時代とは
  2. withコロナにこそオープンイノベーション
  3. オープンイノベーション成功の秘訣
  4. オープンイノベーション疲れに効くツボ
  5. オープンイノベーション事例
  6. ニューノーマル時代の新ビジネス方向性
  7. 大企業におけるイノベーション促進方法
  8. イノベーション組織運営
  9. イノベーション人材育成

受講料

複数名同時受講割引について

アカデミック割引

日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。

ライブ配信セミナーについて