ブロック・グラフト共重合体の分子設計と構造制御

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本セミナーでは、ブロック共重合体、あるいはグラフト共重合体により形成されるミクロ相分離構造の制御の基礎知識とその応用例について解説いたします。

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プログラム

ブロック共重合体、あるいはグラフト共重合体により形成されるミクロ相分離構造をいかにコントロールするかについての基礎知識とその応用例について解説します。  互いに非相溶な高分子からなるブロック共重合体、あるいはグラフト共重合体は凝集状態で、分子鎖長に対応する10~100nm程度の周期を有する規則構造、いわゆる「ミクロ相分離構造」を形成する。その構造は構成高分子の分子量、組成、異種成分の結合様式、鎖長分布などの分子パラメータに応じて多様に変化させることができる。この分子パラメータとミクロ相分離構造の関係についての基礎知識を解説します。

  1. ブロック・グラフト共重合体の凝集構造 – ミクロ相分離構造
  2. ブロック・グラフト共重合体の凝集構造の測定法
    1. 透過型電子顕微鏡 (TEM)
    2. 小角X線散乱 (SAXS)
  3. 様々な一次構造を持つブロック・グラフト共重合体の凝集構造
    1. ABジブロック共重合体
    2. ABAトリブロック共重合体
    3. ABCトリブロック共重合体
    4. ABC星型ブロック共重合体
    5. ABACテトラブロック共重合体
    6. ABCAテトラブロック共重合体
    7. AB2グラフト共重合体
    8. ABnグラフト共重合体
  4. ブレンド型ブロック・グラフト共重合体の凝集構造
    1. 鎖長分布を有するブロック共重合体
    2. 水素結合で連結されて形成されたブロック・グラフト共重合体
    3. 水素結合の働くブロック共重合体/ホモポリマーブレンド
  5. まとめ

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