接触冷感・清涼感を感じるメカニズム、製品開発、その評価法

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プログラム

第1部 ヒトの冷温感や心地良さを感じるメカニズム、およびその応用技術

(2021年1月15日 10:30〜12:00)

 ヒトが物体に触れた際に知覚する冷温感、および冷温感に関連する心地良さについて、知覚特性から計測・提示技術まで網羅的に紹介する。

  1. 冷温感の知覚
    1. 生理学的知見
    2. 知覚特性
    3. 多感覚相互作用
  2. 冷温感の計測・提示技術
    1. 計測技術
    2. 提示技術
  3. 冷温感の応用
    1. 肌触り
    2. 快適性

第2部 超高分子量ポリエチレンを用いた高熱伝導性冷感生地による接触冷感技術とその応用

(2021年1月15日 13:00〜14:00)

 膜分離は精密濾過、限外濾過、逆浸透があり濾過対象の大きさによる濾過の名称が変わり、様々な産業で活用されています。本講座では膜分離法における用途と運用、それらの性能維持を確認する方法などについて解説します。

  1. 繊維の比較
    1. 各種市販の高強度繊維の比較
    2. 高強度ポリエチレン繊維の特徴
  2. 熱伝導率と熱拡散率
    1. 各種繊維の熱伝導率と熱拡散率
    2. 各種布帛の熱伝導率及びq-mqx
  3. 熱伝導率を利用した用途例

第3部 清涼感評価技術とボディケア製品開発への応用

(2021年1月15日 14:15〜15:15)

  1. 清涼感評価技術
    1. ヒトによる官能評価
    2. TRPチャネルを用いた評価
  2. 製品開発への応用
    1. 性差の影響
    2. 発汗の影響
    3. 心地よい清涼感を目指して

第4部 ヒトの冷感や温感、風合いを測定する試験機とその応用事例

(2021年1月15日 15:30〜16:30)

 ひんやり・あたたかさを感じる素材は、快適性を追求した商品開発にはかかせない。長年培ってきた、ものに触れた時の触感を数値化する技術を応用し、「接触冷温感」を評価する試験機を開発した。寝具や肌着、季節物の衣料の測定をメインに活躍している。

  1. 風合いと「接触冷温感」の数値化
    1. 歴史、開発背景
    2. 試験機の紹介
      • KES-F7
      • KES-QM
      • 新製品
  2. 測定原理と方法
    • qmax
    • 熱伝導率
    • 保温性
  3. 応用事例および各業界団体や規格基準類への採用事例

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