ヒトの生理・心理データの計測と、その実験計画および設計値の導き方

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本セミナーでは、人間のデータやニーズを捉える計測手法とそれに基づくモノづくりの具体的な進め方を、人間工学の立場から事例を交えて分かりやすく解説いたします。

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プログラム

使いやすい、分かりやすい、心地よい、満足できる、など様々な言葉で表現される魅力的な製品は、超高齢社会を迎えユニバーサルデザインが浸透しつつある現代において強く求められるものです。こうした製品を実現するためには、多様なユーザの心身機能や感性などのデータとニーズを客観的に捉えながら、それらを設計値に落し込まなければなりません。そうしたデータやニーズをどのように抽出し、設計値に変換すればよいでしょうか。そのためにヒトを計測しようとしても適切なプロセスを踏まなければ正しい答えは導けません。ヒトのデータは適切に翻訳しなければ設計値として使えません。  この講演では、こうした人間のデータやニーズを捉える計測手法とそれに基づくモノづくりの具体的な進め方を、人間工学の立場から事例を交えて分かりやすく解説します。

  1. 人間工学の視点から考えるモノづくり
    1. 良いデザイン/悪いデザインの事例
    2. 何が良い/悪いを決めるのか
  2. ユーザニーズの捉え方
    1. 本人も気づかない隠れたニーズを捉える
    2. 高齢者のニーズを捉える
  3. ヒトの測り方
    1. 心理・感性計測の手法 – 何がわかるか
    2. 生理計測の手法 – 何がわかるか
  4. ヒトの計測のための実験計画
    1. 実験計画がまずければ優れた計測技術も無駄になる
    2. 失敗しないためのポイント
  5. ヒトのデータを設計値に落し込む
    1. データの見つけ方
    2. データを設計値に翻訳する
  6. ヒトの計測の具体的事例
    1. 負担の少ない製品開発
    2. 分かりやすい製品開発
  7. 今後の動向と課題
    1. ヒトの心身の状態を捉えることはこれからのモノづくりの常識

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