異物分析のノウハウ・テクニック (全3回)

再開催を依頼する / 関連するセミナー・出版物を探す
オンライン 開催

本セミナーでは、各種製品・原材料中に混入する異物、その発生原因と防止策から、発生した場合の分析、原因解明まで網羅的に解説いたします。

日時

開催予定

プログラム

異物問題において、担当者は以下の点に留意して取り組む必要があります。

 これらのポイントを踏まえながら解説しますので、混入異物への総合的な対処法について短時間で理解できます。製品検査、品質管理、分析・組成解析等を担当されている技術者の方、ならびに顧客相談窓口、営業の方にも役立つ内容です。  セミナー各回の最後に簡単な演習問題を行うことで理解を深めると共に、異物問題でお困りの方に個別相談をさせて頂きます。

第1回 異物問題の現状と分析担当者の役割

(2020年12月11日 13:30~15:30)

  1. なぜ異物は発生するのか?
    1. 異物の定義・種類
    2. 最近の異物発生事例と特徴
  2. 混入しやすい異物とその対策
    1. 代表的な混入物質
      • 人体由来
      • 繊維
      • 毛髪
      • 昆虫
      • カビ
      • その他原材料の混入
  3. 検知した異物を分析する前に
    1. 異物の発見と原因解明までのフロー
    2. 各種検査装置の活用
    3. ハイパースペクトルカメラ
    4. X線マイクロCT

第2回 異物分析の実際 (前処理・測定・解析)

(2021年1月14日 13:30~15:30)

  1. 分析前の留意点
    1. 異物の分野ごとの特徴
    2. 事前の情報収集ならびに混入形態の確認等
  2. 異物分析の前処理
    1. サンプリングに必要な顕微鏡およびツール
    2. 異物のサイズと適用できる分析技術
    3. 異物の性状確認 (簡易識別)
  3. 分析機器の原理・特徴および組み合わせ
    1. EPMA (SEM-EDX) 、顕微IR、XRD、Raman、その他代表的手法
    2. 各分析手法から分かる事・分からない事
    3. 異物分析事例と結果の解釈について

第3回 問題解決への道のり&発生防止のために

(2021年2月10日 13:30~15:30)

  1. 問題解決&発生防止のために
    1. 原因解明への道程
    2. 同定から個別化へ
    3. 異物の分析結果が原因物質と直結しないケースへの対処法
    4. 試料形状から判断できること
  2. 異物混入を未然に防ぐための分析支援
    1. 設備部材の組成情報データベース化
    2. 交叉汚染対策 (設備洗浄確認試験)

受講料

複数名同時受講割引について

アカデミック割引

日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。

ライブ配信セミナーについて